2019年02月13日
🏠静岡市清水区楠 I様邸新築現場-22 通気工法で夏の室内への影響を軽減
玄関上のひさし部分の天井工事
この材料、ケイカル板と言います。
職人さん達は『ケーカルバン』と呼んでいるから
字にすると『K軽板』かな?って思うかも。
正確には『ケイ酸カルシウム』の繊維を原料にした板の事なんですって。
燃えない素材で、しかも軽いのでマンションのベランダの天井などにも使われる材料。
カルシウムとは言え、食べても骨は強くならないらしいのでやめた方が良いです。
今週は『何とかパレス』さんって大手のアパートメーカーが
屋根裏の不燃材料を貼り忘れて1000棟程の入居者が退去通知が来ているって
ニュースで言ってましたね(><;)
屋根はガルバリウム鋼板を葺きました。
片流れの一番高い所、防水に穴を空けています。
通気工法と言います
真夏は屋根も外壁も温度が上がりますから
内側に熱気が充満します。それが室内の温度に
悪影響を与えないように 壁・屋根の内側に2cm程の
空気の通り道を作って、屋根の一番高い所から抜く工法。
熱気は抜けるけど、雨風は入って来ないように専用の金具を取り付けて
その上から棟板金で覆います。
この工法は住宅会社の90%以上が採用している工法で一般的です。
特殊でも凄い事でもないですからね。
蒔田
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