駿東郡清水町徳倉 Y様邸 新築現場-19 ベタ基礎の水抜き穴が大活躍♪
コンクリートが固まりました!
やはり気温が高い方が固まるのが早いです。しかも適度に雨に濡れる事で強度も上がるんですよ♪
コンクリートの強度というのは 中に含まれているセメントが水と交わり
化学反応を起して硬化します。
だいたい3~4週間かけてゆっくり強度が増していくのです。
この化学反応の時には熱が発生して 内部の水分が蒸発する速度が速いのです。
場合によっては乾燥が早いとひび割れを起す事例もでているので
駐車場のコンクリート(表面の仕上がりを気にする)場合には
翌日もホースで水をまいて 急激な収縮を防ぐ場合もあるのです。(特に真夏日の時期)
なのでコンクリートの強度に水分補給は良い事なんです。
型枠、外れてベタ基礎が完成しました。
雨。
ベタ基礎は雨が降るとプールになる!って・・・都市伝説聞いた事ありますか?
そんな事ないです。 それも計算に入れて、水抜き穴を要所に空けてありますよ♪
ちゃんと塩ビの筒を差し込んであるので、溜まった水は排出します。
凄い勢いです! これが無かったら本当に泳げるくらい溜まる所でした。
天気が回復したところでお掃除。 泥汚れを高圧洗浄します。
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これは掃除機でもありますが、その吸う力で水も取り除きます。
話戻りますが、基礎の水抜き穴反対派!
を貫く現場監督さんもいます。 その穴塞ぎ忘れたらシロアリの通り道。
はたまた湿気が上がってきたり、洪水で増水したら中に水が逆流するのでは?
確かに! 確実にセメントで穴を塞ぐ作業を行う前提にしないとダメです。
洪水の時、逆流の事ですが 塩ビ管は外に向かって斜めに差し込んであるので通常大丈夫です。
床上浸水レベルになったらどちらにしてもOUTですけどね@o@;/ 蒔田