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2018年06月12日

静岡市清水区船越南町 Y様邸新築現場-15 人通口、ホールダウン金物について

ベタ基礎の完成! コンクリがしっかり固まり、型枠も外してありました。

基礎の立ち上がり部分ですが、必ず一部をカットして作ります。

 

『人通口』というもので、完成した後から床下メンテする時に、人が必ず入って行ける通り道の確保です。

産まれそうになった時の『陣痛』とは・・・たぶん関連性は無いと思われます。

基礎からは、ひと際長い金属の棒が相当数 上に向かって伸びています。

『ホールダウン金物』

短いアンカーは基礎の上に乗せる土台をしっかり締め込む為の金具。

長いのは基礎と柱を直に締め付けて繋ぎ止めるアンカーで、大型地震で建物が振り回された時、

基礎から柱が浮き上がり防止に強力な力を発揮するホールダウン金物で耐震性能を飛躍的に高めています。

住宅の耐震に関しては1923年に起こった関東大震災の翌年に制定された【市街地建築物法】が今の建築基準法となる原型だったとされてます。

その後壊滅的な被害が発生した1948年の福井地震により、1950年【建築基準法】が制定され住宅の耐震規定が全国的に見直されました。

耐震設計法が抜本的に見直されたのは1978年の宮城県沖地震後の1981年に施行された【新耐震設計基準】(新耐震)が大きな節目。

建築業界では1981年(昭和56年)以前の基準を【旧耐震】、以後の設計法を【新耐震】と分けて呼んでいます。

この【旧耐震】? それとも【新耐震】か?によって、耐震補強工事の補助金制度にも違いが出ています。

細かい話ですが1981年(昭和56年)6月1日に施行された【新耐震設計基準】実際にはその年の11月とか12月に完成した住宅から反映されたと考えられます。

ですから当時の住宅会社の設計担当者と工事責任者が、この期を境にしっかり自覚して施工したか? 今から37年前ですから担当者が当時30歳だと仮定しても現在67歳なので、現役ではない・・・ 真相は当時の設計図と確認申請書の中身で判断するしかないですね。

ちなみに私・・・昭和56年はピッカピカの工業高校建築課の1年生になった年♪

その後、1995年の阪神淡路大震災の激震を目の当たりにして、2000年に改正、2004年の新潟中越地震を経て2005年にも改正、と繰り返されています。

2006年には姉歯事件の耐震強度構造計算書偽装事件で大騒ぎとなり2007年からは建築確認申請の厳格化などを盛り込んだ建築基準法の改正も行われています。

なんか・・・長い。 なんでこの話に? ホールダウン金物を使った耐震の話からでしたっけ? 蒔田

 

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