静岡市葵区五番町 O様邸 新築現場ー8 幣束(へいそく)の絵柄、昔も今も♪
長年建物の風格を誇示してきたタイルの外壁が剥がされました。ちょっと寂しい。
年数は経っていても焼き物なのでメンテ要らずで頑張ってくれたのです。
手ばらしで、内側から内装を剥がして いよいよトタンの外壁や床の下地が見えてきています。
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頑丈そうな鉄骨のフレームが出てきました。「一部は鉄骨の骨組みを使っています」と伺ってましたが
ここまで骨太梁でガッチリ作ってあるとは思っていませんでした。ただ、柱はかなり細くて現在の新耐震基準は満たされていなかったですね。
当時は屋根や外壁の内側に断熱材を入れる習慣もなくて、暑さ寒さにも不利な面があったのだと思います。
今度は高耐震&高気密&高断熱にこだわった快適マイホームですからね♪
2階の床をくり抜いて廃材を下に降ろせますから、トラックを1階室内に入れて直接積み込むよう工夫しました。
2階のその上の屋根は折版(せっぱん)という金属屋根が使われていました。
和室にピッタリな照明器具がまだそのまま? 誰かが欲しいって事で残してあるのか?
それとも運搬処分するタイミング、まだ先だからそのまま放置なのか? キレイだからまだ使えそうですけどね @o@;/
照明の上の木造梁に取り付けてある幣束発見♪ この家を棟上げした時にココに祀ったものです。
家の神様に住まいと家族を災いから守っていただける様、願いを込めて祀ったもの。
どんなにスマホが進化しようと、車がハイブリッドや電気自動車が当たり前の時代になろうとも・・・
幣束のデザインは変わりません! この先100年、いや1000年後の住宅でも 松の上を鶴が三羽羽ばたき、お日様が燦燦と輝くお飾りのはず。
みんなで伝統を守っていきましょう。 蒔田
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