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静岡市葵区 古庄6丁目 N様邸新築現場-21
グラウトとは建設用語で隙間、空洞などを埋めるために充填する流動性のある液体の事。
モルタル系や合成樹脂、ガラス系などいろいろありますが
基礎で使う場合「写真1」太平洋プレUロックスの無収縮モルタル系。
橋の建設や、大型機械の据え付け、耐震補強工事などに大活躍しているそうです。
水と混ぜ合わせて、練りダマが残らなくなるまで高速ミキサー「写真2」で攪拌
液体に近い配合で基礎と鉄骨の間に流し込んで耐震・耐久性能を高めます。
この工事は・・・隙間が出来ちゃったから埋めるのではなく
「3センチ程の流し込みシロを先に作ってまで流し込むだけの重要性がある工程なんだ」
と、工事の飯田が声を大にして申しております @o@;/
地味な工程の様ですが・・・
『日本グラウト協会』があって日々進化しているの御存知ですか?
↓
http://japan-grout.jp/
静岡市葵区 古庄6丁目 N様邸新築現場-20
今日は施主様と『静岡県財務事務所 直税第2課』へ出頭・・・
犯罪じゃ~ないんですから、出頭は間違い(笑)
税金の軽減措置の申請に行ってきました。
通常土地や建物を購入すると『不動産取得税』がかかります。
但し土地に関しましては そこに2年以内に住居を建てれば免税となります。
土地の不動産取得税納付の通知が届きましたので、建築確認申請書を持って届け出に行きました。
先に払ってしまって、後から還付してもらう事もできますが、手続き面倒になっちゃいますからね♪
Nさん、サングラスが似合う男! 私も借りてかけてみようかな。。。
静岡市葵区 古庄6丁目 N様邸新築現場-19
Nさん・・・ 謝らなければならない事、あります。
一週間前に鉄骨工場で行った製品検査の写真、UPし忘れてましたm(_ _;)m
このブログは逆登って記事を追加挿入できないタイプなので
現場日記NO.19で載せても宜しいでしょうか?
昨日のNO.18で建てちゃっていますので前後しちゃいます(><)
製品検査は、工場出荷前の柱や梁の長さや厚みをチェックし
溶接部分に亀裂がないか?超音波探傷試験でチェックする工程です。
「写真3」は柱の根元。基礎に埋め込まれているアンカーボルトを通して締める部分。
柱とプレートの溶接部分は建物の構造で一番大事なカ所です。
ここまで加工して、長さが違うとかはないですが
梁の継ぎ手のボルトを通す穴の位置がズレていたり、直径が違うケースはあり得ますので
事前に全品確認してOKになってから、サビ止め塗装を施し 現場に搬入しています。
静岡市葵区 古庄6丁目 N様邸新築現場-18
作業中、仲良し二人組で内緒話? ではありません。
鉄骨の柱脚のアンカーを通す穴には多少の隙間(遊び)があるので
全てが均等な間隔になるように調整中です。
同時に垂直である事、対面している柱と平行である事など
全てのチェック項目がクリアできてからボルト締めするんです。
1ヵ月前に固定した柱脚固定ベースのアンカー
↓
http://blogs.yahoo.co.jp/k_sys_3/38508881.html
「写真2」午後からは柱同士を繋ぐ梁を渡しました。
「写真3」なんで3階の手前の大梁だけ、いつまで経っても取り付けないのか?
持って来るの忘れたの? それを撮ったら帰ろうと待っていたのですが・・・
理由分りました! 1~2階・2~3階の階段を設置完了して
一番最後に手前の大梁を通す予定ですって。施工がスムーズになる工夫だそうです。
静岡市葵区 古庄6丁目 N様邸新築現場-17
今朝は一段と寒かったですねー(><)
考えてみたら今年もあと1ヵ月半。 年賀状の準備も始めないと!と思う時期。
思うだけで、やるのはいつもクリスマス終わった29日、30日ですけど・・・
「写真1」出勤で通る静岡大橋からの富士山。
雪の下の境目、こんなに真っ直ぐでしたっけ?
いつもは~~もうちょい起伏に沿った自然なギザギザがあった気がするのですが!
娘が小さい頃、髪が見に入る長さになると、ハサミでチョキチョキ切ったら
失敗作の『ストレートおかっぱ』になってしまったヤツ的?
あ~本題!
今日はN様3階建ての鉄骨建て方!
朝9時過ぎに行ったら・・・既に最後の柱を建てるところでしたm(_ _;)m
のんびり富士山を撮っていたから!という訳ではありません。
安倍川橋が渋滞でなかなか進まなかったんですよ(><)
静岡市葵区 古庄6丁目 N様邸新築現場-16
基礎の型枠を外したところで、屋外の配管工事。
汚水や雑排水配管を埋め込んでいきます。
何で・・・・基礎の型枠を外して、土を埋め戻してから・・・また掘る?
埋め戻す前に配管を通すのは無理らしいです。空中に浮かせてセットとなってしまうので。
それに加え、後から埋め戻したら 配管の下には土が入らなくて空洞ができてしまう(><)
ある程度土を入れて、締め固まってから掘って管を通すのがベターだそうです。
「写真3」東側の基礎。
ブロック塀の基礎が出っ張ってて、埋め戻しの土が詰めにくい状態。
ある程度基礎を削りながら入れていくそうです。
静岡市葵区 古庄6丁目 N様邸新築現場-15
コンクリートは2日程で人が歩いても大丈夫。
これは表面だけの話で実質、中の方は2~3週間かけてじっくり硬化します。
その間、雨が降って濡れ 乾いてを繰り返しながら強度が増していきます。
コンクリートが固まる時は配合されたセメント粉が水と化学反応を起こして固まり、
徐々に強度が増していくので、水分は大事です。
真夏で雨が降らないと急激に水分が蒸発してしまい ひび割れの原因にもなるので
ホースで水を撒きながら養生することもあるんですよ。
「写真2」コンクリを打った日の午後・・・強い雨に降られてしまい
表面に雨粒のブツブツが残ってしまいました。
この基礎は全て地中に隠れてしまいますので御容赦下さいませ。。。m(_ _;)m
「それで~~最初に ゛雨は大事゛と伏線を張っていたんだ!?」@o@;/
違いますよぉぉ~~ たまたまですって~~ 考え過ぎですってば~~
静岡市葵区 古庄6丁目 N様邸新築現場-14
独立基礎、地中梁のコンクリート打設の日。
今日はポンプ車は呼んでいません。
ミキサー車をギリギリ奥までバックさせた所から
シューター(樋の形をした)で滑り込ませるように流し込めました。
鉄筋の間を置くまで満遍なくコンクリが行き渡るように
バイブレーターで小まめに震動を加えながら2時間程で完了。
静岡市葵区 古庄6丁目 N様邸新築現場-13
「写真1」アンカーの下を潜る様に、地中梁太い主筋が縦横交差させる様に入れてあります。
「写真2」それにしても独立基礎・・・鉄筋が半端ない量で組まれています。
地震を想定してると言うよりも、ダイナマイト爆破にも耐え得る設計にしてあるのだろうか?
それともジャンボジェット機が墜落してくる衝撃を想定? それは大げさですけど!(笑)
設計図に基づいて施工するとこうなるんです。
静岡市葵区 古庄6丁目 N様邸新築現場-12
柱脚固定ベースのアンカーに結束させながら鉄筋を絡めていきます。
「写真2」独立基礎
鉄筋の外々で70センチですから、コンクリートの被り厚を含めると
90センチくらいの大きな基礎になります。
大きなと書きましたが、これは極力小さく設計してあるんですよ!
と言うのは、今回の様に軟弱地盤で杭を打った場合は
基礎の底面で建物の重さを支えるのではなく、杭の支持力と摩擦力に期待すさせる工法なので
基礎は小さく、軽くするのがベストなんです。
ただ、鉄骨柱の応力を支える事も重要で、今回の形が割り出されています。
「写真3」地中梁
これは独立基礎同士を繋ぐ梁です。「繋ぎ梁」とか「基礎梁」と呼ぶ人もいます。
地震動が発生した場合、それぞれの柱脚を拘束し 水平力、地盤反力にも耐える役目を持たせています。