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工事中物件 240 富士市神谷M様邸 二世帯・オール電化

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2016年09月15日

富士市神谷 M様邸 新築現場ー19  官地の払い下げは可能。

完成予想の模型♪
遅くなって本当に申し訳ございませんでしたm(_ _;)m

駐車スペースは3台確保、
ところが……敷地内には1台しか停められません

??

じゃぁ、その横の赤と黒の車のスペースは何なの?って事になりますが
昔でいうところのあぜ道。
正確には官地といいまして 幅約1.8mの空き地です。

既に30年以上も同一敷地内に存在しており使っておりますので、
必要であれば、将来【払い下げ】の手続きを行って自分達の土地として取得できるんです。
詳しくは文章にすると難しいので……
似たようなケースの例

http://www.to-ki.jp/center/useful/to012.asp

官地は建築地の南側。
もちろんココには家を建てる事は出来ませんが
日当たりの確保を考えると、最適な部分が官地だったのです♪

2016年09月15日

富士市神谷 M様邸 新築現場ー18 基礎に余分な荷重を掛けない

「写真1」この部分はドコか分かりますか?
基礎ではありません。
基礎が出来上がった後から 木枠を組んでコンクリ流していますから。

玄関ポーチ!

ちょうど玄関ドアが付く、手前の部分。
これに建物の重さは掛かりませんから、ある意味外構のようなモノ。
ただ、基礎と一緒に作らない理由は 基礎に負担を掛けない為です。

どんなに頑丈な体のアスリートでも 10キロのお米を持たせたり
その人に私がおんぶしてもらったりしたら……辛いでしょ?
基礎の役目は建物本体を支える事だけに集中させてあげたいのです。

ですから同じコンクリートで作られていても、全く切り離した手順で製作しています。

「写真2、3」給排水、お湯の配管をセットしました。

2016年09月15日

富士市神谷 M様邸 新築現場ー17 匍匐前進(ほふくぜんしん)

鉄筋の検査が合格となり、耐圧ベースのコンクリートを流し込み「写真1」

引き続いて「写真2」立ち上がり部分の布基礎用に型枠を組んで
第二弾のコンクリートを流すと ベタ基礎の完成です。

「写真3」この時点で土台や内壁を立ち上げる位置が明確になりますので
1階の各部屋の配置や部屋の広さがイメージ掴めますね♪

ところどころに、立ち上がり基礎に切り込みを入れてあります。
これは人通口。 人が通るために空けてあります。

人通(じんつう)って読みます。 これ、いっつも陣痛を思い出すんですよね~
う……ぅ……生まれる!

人通口は将来シロアリの点検や 給排水管のメンテの時に使います。
私は……太いので通れない!
細身の作業員さん限定です。床が貼れてしまうと這って匍匐前進(ほふく)でしか進めません(><)

2016年09月06日

富士市神谷 M様邸 新築現場ー16 コピペで楽をすること……御了承願いますm(_ _;)m

基礎にコンクリートを流し込む前に配筋検査。
鉄筋が設計図通りの太さ、長さ、間隔で配列されているか?
JIO(日本住宅保証検査機構)さんにチェックして頂いてます。

第三者の検査……これは法律で定められています。
詳しく書くと長くなるので……
前回書いた物をコピペしますm(_ _;)m

法律で定められている『瑕疵担保責任の履行の確保』
住宅瑕疵担保履行法で責任を確実に履行するための
資力確保措置(保険加入または供託)の事業者への義務付けがあります。
これにより、消費者が安心して新築住宅を取得できるようになります。
詳しくはJIO(日本住宅保証検査機構)
HP → http://www.jio-kensa.co.jp/service/insurance/my-home01.htm

2016年09月05日

富士市神谷 M様邸 新築現場ー16 被り厚(かぶりあつ)の確保

防湿シートで完全に覆って鉄筋組みの準備が出来ました。

鉄筋はそのシートから浮かせて組んであります。
鉄筋の下にもたっぷりコンクリが流れ込むように
所々スペーサーというサイコロ状の架台を挟み込みました。

正確には『被り厚:かぶりあつ』と言って 建築基準法で定められていて
階数や構造によっても違いがありますが 鉄筋の下に今回は6cmの厚さで
コンクリを流し込まないとなりません。

「写真3」所々に上に立ち上がって組まれている鉄筋がありますが
これは布基礎と言います。
立ち上げてある理由は その上に土台や柱を組む部分、
大雨で水に浸かったら困るので 地盤面より約40センチ高くします。

洪水が起きると「床上浸水」とか「床下浸水」と報道がありますよね。
これは約40cm以下なら床下浸水(玄関土間は水浸し)
40cmを超えると床上浸水(1階の床や畳がビショビショ)
地盤が低い地域では洪水を警戒して 土盛りをしたり、布基礎を高くして建てる家もあります。

2016年08月31日

富士市神谷 M様邸 新築現場ー15 基礎工事スタートです♪

いよいよ本格的な基礎工事がスタートです!
基礎の底面部分までショベルカーで掘削。
念入りな転圧を掛けて固めてから防湿シートで覆います。

建物の外周部分だけ地盤面を凹ませてありますよね。
これは柱や外壁が建つ部分で 一番荷重の負担が増える所
基礎を深く大きく造るために敢えて低く設定しています。

2016年08月30日

富士市神谷 M様邸 新築現場ー14 地盤強度、再調査の結果が出ました。

軟弱地盤を砕石に置き換えた部分、
強度試験の最終報告が出ました。 OK! 補強工事完璧です。

「写真1」砕石を敷き詰めて突き固めた部分にバラつきがないか?
全部で7ポイント調査を行い、いずれも強度が安定しています。

「写真3」よって、本来の設計図に基づいたベタ基礎工法での施工となります。

心配していた基礎・地盤における保証も20年間が受けられます♪

2016年08月26日

富士市神谷 M様邸 新築現場ー13 山梨県からわざわざ来ていただきました

置換え工事後の地盤再調査。
月曜日から基礎工事に取り掛かりたいので
今週中(26日まで)にお願いしたのですが
オペレーターさんのスケジュールがいっぱいで無理との事。

そこをなんとか……m(_ _;)m
と、粘ったところ山梨県からわざわざ派遣で来ていただきました。
遠いところまでありがとうございます。

スタイルとしては 農家のおっちゃんが耕運機を移動してる?
みたいに見えるかもしれませんが、山梨スタイルなのでそこんところは……
全然気にしないです!

砕石を入れて転圧した部分、7カ所を調査します。

2016年08月25日

富士市神谷 M様邸 新築現場ー12 置換工事の後、もう一度地盤強度調査!

置換え工事スタートです。
まずは深さ1m分の土を撤去。
ここに1/3砕石を入れてランマーで突き固めます。

目盛りに赤で1・2・3
33cmずつ入れて3回に別けて施工しています。

これらの写真を地盤調査会社さんにメールしてチェックしてもらい
最後にもう1回地盤調査を行います。

2016年08月25日

富士市神谷 M様邸 新築現場ー11 土質の置き換えをしてから基礎を造る

同じ敷地の中でも、一部だけ弱いというケース時々あります。

原因はいろいろありますが
自然の地層から起因する川、沼の跡など大昔からの場合と

人が原因の時もあります。
昔田んぼだったところを埋め立てたり、浄化槽の跡で大きな穴を
掘った場所だったりすると 地盤の強度に影響している事もあります。

今回は敷地の北側だけ!
土地の造成の時に入れた土が悪かったのでしょうか?
この場合、杭を売ったり、セメントを流し込むのではなく……
地盤保証会社さんの出した答えは【置換】
緩い地盤(幅1.5m 深さ1m)の土を全部撤去して
そこに砕石(岩を砕いた砂利)を3回に別けて入れ替え
その都度転圧機で突き固める様に指示がありました。