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静岡市駿河区馬渕1丁目 S様邸新築現場-20
鉄骨の原寸検査。
今日は骨組みを加工している鉄工所に行って、実際の鋼材を測ります。
柱の太さや長さが設計図と違っていないか? 溶接カ所に割れやヒビがないか?チェック。
溶接部分は目視ではなく、超音波探傷試験で検査します。
鉄骨って一般的に、建築現場で見るとオレンジ色してますが・・・
鋼材を加工する時点では黒っぽいんですよ「写真2」
これからオレンジ色の錆止め塗料を塗るんです。
ただ鉄骨の重ね部分は、ボルトで締め付ける所なので塗りません。
塗ってしまうと締め付けが弱くなるので、ココは逆に研磨して光らせておきます。
静岡市駿河区馬渕1丁目 S様邸新築現場-19
コンクリポンプをリモコンで操作しながら基礎に流し込んでいます。
先に独立基礎、その次に地中梁を形成していきます。
鉄筋が密集している部分は、隙間が狭いのでバイブレーターでコンクリに
震動を加えながら隅々まで流し込んでいきます(写真3で差し込んでいる『棒』)
この作業を怠ると、ジャンカといって 内部に空気の層ができたり隙間が発生して強度が保てなくなります。
基礎は完成してしまうと、土を被せて見えなくなってしまいますが
見えなくなる部分こそ特に細心の注意を払って丁寧な仕事が必要です。
・・・・・・・・?
じゃあー 見える所は注意は大事じゃない?って質問・・・しないで。
見える所、一発でお客さんから指摘されますから~~~~そっちもかなり細心の注意必要@o@;/
静岡市駿河区馬渕1丁目 S様邸新築現場-18
コンクリートを練りながらミキサー車、到着。
既に敷地内にはポンプ車(コンクリをホースで圧送するポンプを積んだ重機)がセットされてて
道路を半分塞ぐかたちで停車しています(><)
当然交通誘導にガードマンを付けての作業ですが
近隣住民の方々、御通行の皆様には大変ご迷惑をお掛けいたしましたm(_ _)m
急いでいる時に・・・ガードマンさんに止められて、片側通行で旗の指示に従う時に
「お~~い!いい加減にしろよー」的に怒りを露わにして通られる方も時々いらっしゃいますが
ガーデンマンが悪いんじゃ~ないのでm(_ _;)m
工事を請け負った営業の私が全部悪いので。。。お許し下さい。 安全第一で作業進めてまいります。
いよいよコンクリの流し込み開始です。
静岡市駿河区馬渕1丁目 S様邸新築現場-17
「写真1」柱脚固定ベース。柱をセットする部分です。
薄い鉄板が乗せてありがすが・・これはカバーなので後で取り外します。
カバーの下に鉄骨柱を繋ぐアンカーボルトがあります。
差し込む時には写真撮ってきますね^o^/
今日はJIO(日本住宅保証検査機構)さんの検査日です。
鉄筋の配置や太さ、間隔などを測り・・・・写真も撮りながら・・・
かなり細かくチェックして下さいます。
あっ~! 忘れてました@o@;/ なんてミス工事があったら取り返しが付きませんから
コンクリートを流し込む前に必ず全てのチェックを受けます。
静岡市駿河区馬渕1丁目 S様邸新築現場-16
鉄筋組みの完了です。
木造の場合は「ベタ基礎」と言って建物の下に平らに造りますが・・・
今回の構造は鉄骨造ですから独立基礎。
「独立」の理由は、建物の荷重がかかる部分が「柱のみ」に限定されるからです。
その他の外壁などは一切建物荷重を支えないので、柱の下をガッチリ造ります。
大型地震などで柱が揺れたり捻じれる負担が加わった時の為に
地中梁といって、柱脚固定ベース同士を連結しておきます「写真2と3」
静岡市駿河区馬渕1丁目 S様邸新築現場-15
掘削が終わり、建物と柱の位置をコンクリートに下書き。
今日の作業は柱脚固定ベースのセットです。
この太いボルトに鉄骨のダイヤフラムを通してボルト締めします。
だから、このアンカーの位置に誤差があったり、斜めっていたらOUT!
水平をチェックする道具で微妙な高さを調整しながら固定していきます「写真2」
「写真3」は赤いレーザービームが発射されています。
これは左右4本ずつ、合計8本建てる柱の中心にズレが無いか調べます。
巻尺やヒモって、ピンっと貼ってもたわんだり 風で揺らぐので・・・ちょい信用できないんです。
静岡市駿河区馬渕1丁目 S様邸新築現場-14
掘削工事が着々と進んでいます。
この深さで垂直で掘り下げる場合は、周りの土が崩れ落ちてこないように
矢板を充てがって、鉄管で押さえ付けながら掘り進めていきます。
すぐにでも基礎コンクリートを流し込んで、固めてしまいたいですが
まず最初に柱脚ベースプレートの固定と鉄筋組みを進めるので
それまで台風が来ない事を祈ってます( ̄人 ̄)オ・ネ・ガ・イ
静岡市駿河区馬渕1丁目 S様邸新築現場-13
掘削工事開始です。
基礎の工法は独立基礎&地中梁工法です。
『独立基礎』
↓
鉄骨の柱が8本建ちますから、その8カ所個々に独立した荷重受けの大きな基礎を造ります。
『地中梁』
↓
独立した基礎(8ヵ所)をそれぞれ地中で繋ぐコンクリートの梁を造ります。
大きな地震の揺れやねじれの力に耐え得る耐震工法になります。
完成するとこんな感じの基礎になります→ http://blogs.yahoo.co.jp/k_sys_3/27159231.html
次回は、柱脚ベースプレートがセットされましたら写真撮ってきます。
静岡市駿河区馬渕1丁目 S様邸新築現場-12
この分厚いファイルは確認通知書。
この中には建築申請が合格したという証明書や設計図、構造計算書が入っています。
全700ページを優に越えてます @o@;/
これを3冊(1冊は提出用の正本、2冊は副本)
A4用紙とプリンターのインク・・・メチャメチャ使いますよ(><)
OA機器がこんなに発達した今、CDに焼き付けて提出して
パソコン画面上で管理するって事にならないんでしょうかね?
愚痴じゃないです。独り言の提案です。
「写真3」ほとんどがこんな感じの数字や記号。
私が解読できるかって? 当然こんな数式・・・・・・意味不明(><;)
静岡市駿河区馬渕1丁目 S様邸新築現場-11
この黒いケースは・・・私の趣味!フルートが入っています。
というのは全くの嘘です。リコーダーすら上手に吹けませんから・・・
土質標本とちゃんと書いてありました。
先日ボーリング調査を行った時に採取した土です。
全体的に砂礫層でとても硬い地盤でした。
「写真2」を見ると地下8.15m~8.37mの地点のサンプルが入っていると書いてあります。
50回/22cmという表示は 差し込んだ鉄管の上から63.5Kgの鉄ハンマーを
高さ75センチから落として、どのくらい鉄管が沈むか? 試験した結果。
50回打撃して、22センチ沈んだという表示です。
詳しくは→ http://blogs.yahoo.co.jp/k_sys_3/12070511.html
「写真3」泥は付いていますが、地質は石と砂利で構成された砂礫です。