- トップ >
- 工事中物件
静岡市清水区三保 H様邸新築現場-21 サイディングの施工が始まりました
屋根のガルバリウム鋼板が貼れて、次は外壁工事!
まずは一番下の部分に水切りを設置します。
基礎と土台の間に樹脂製の基礎パッキン(黒い強化プラスチック)がありますが
これは床下の湿気を防ぐ通気口の役割を果たします。
このままだと雨が流れ込んでしまうので、シルバーの金属(板金)でガードして
水を切る為のモノ。
外壁はココから上に貼っていくのです。
1階の掃き出しの窓。
サッシの下と水切りの隙間にば雨水テープを貼りました。
細い外壁材だけですと、台風の横殴りの雨が心配ですから
万全の処理を施します。
外壁の角にはコーナー材を貼ります。
板同士で仕上げると、サイディングの厚みが剥き出しになって
コーキングが施工しにくくなるので、役物を使います。
サイディング同士の繋ぎ目はクリアランスという、隙間(10mm程)を空かせます。
これは防水のコーキングを流し込む隙間、敢えて作っておくのです。
逆に全く隙間を空けないと防水処理が行えませんから。
外壁材はケーミューのキューブシュクレ。
石割り肌の凹凸があって高級感のあるデザインです。
色も薄いグレー系なので重た過ぎず 明るい外観に仕上がります♪
静岡市清水区三保 H様邸新築現場-20 断熱工事の次は天井ボード
外壁を貼る前に
『デュポン タイベック ハウスラップ』で覆います。
役割としては透湿(こもった湿気は外に排出)してくれて
外部からの雨水は透さなさい。 しかも素材は紙。
透湿防水紙と呼んでます。
仕組みですか? 専門的な事はわかりませんけど
0.5~1-ミクロンのポリエチレンの極細長繊維をランダムに積層して・・・
って書いてありますが、詳しくは→ メーカーサイトへ
電気やガスなどのライフライン。壁に穴を空けて通します。
この部分の防水処理も大切。
電線は蛇腹の管の中を通して、丁寧に防水テープを巻き付けます。
室内の工事は 断熱工事が終わって、滝口大工が天井のボードを貼っています。
各部屋の照明やコンセント類の配線も予め通してありますので塞いでもOK♪
1階のLDKは天井が高い!
平屋の屋根ですが、傾斜に合わせて吹き抜け感を味わえるし
解放された空間に仕上がります。
静岡市清水区三保 H様邸新築現場-19 現地での電気打ち合わせ
屋根工事はガルバリウム鋼板葺きです。
最近は屋根だけでなく、外壁にも使われる素材。
鉄板の表面に亜鉛メッキが施された材料の事。
素地はアルミニウム55%+亜鉛43.4%+珪素1.6%の合金でコーティング。
アルミはメッキ層表面に強固な不動態皮膜を形成して、メッキ層を保護します。
亜鉛含有量が低下することで犠牲防食性能は劣化するものの、アルミの不動態皮膜と
亜鉛生成物がメッキ層の腐食進行を抑制した耐久性に優れています。
って・・・ 調べたら書いてありました。
施工法、気になりませんか?
「釘で固定してるだろうか?」とか「釘の穴から雨が漏らない?」等々とても心配ですよね。
取付け方は至ってシンプル。
左右の鋼板同士の山を重ね合わせて、挟み込んでかしめる施工方法。
ビスの穴も完全にガードされるので、雨の侵入も防ぎます。
頂上の棟部分。
ここは通気工法といって、外壁や屋根などが夏場熱せられた時、
壁内に淀む熱い空気は上へ上へと登って性質があります。
外壁と屋根のすぐ裏側に通気(風の通り道)を15mm程確保して
熱い空気は棟から排出する構造にしてあります。
通気を確保する事で、断熱材に熱が伝わりにくくする工夫です。
断熱材は屋根・外壁とも高性能グラスウールを充填。
よくテレビCMしてますよね。 見た事ないですか?
『アクリアじゃないと~もったいない!』って →CM
ネコダンスのCM。
この断熱材の幅は幾つか種類がありまして、
躯体の木材の幅に合わせてスッポリ入る幅で注文して取り付けます。
写真みると【395】と書いてありますね。39センチ5ミリ幅です。
他にも【430】幅43センチや 【470】幅47センチなどあります。
今日はお施主様にも現場にお越しいただいてのお打合せ。
電気工事の鈴木さん含め、照明器具の位置やスイッチ・コンセント類を決めています。
図面だけ見ても立体感が湧かないので、現場で指さして決める方が絶対間違いないです♪
他にはエアコンやテレビ、アンテナ、インターホンなど一緒に決める項目たくさんです。
うちの現場は主に電気工事は鈴木さんと望月さんがメインで施工してますが
面倒な事があるんです。。。 苗字がありふれ過ぎなのです(笑)
ウチの現場監督達も鈴木と望月なんで・・・ 誰が誰にどういう指示してるかコンガラガってきます。
以前望月監督の現場で電気・水道・大工・防水・足場担当までがみんな望月で
おまけにお施主様まで望月邸だった事もあるんです。
※ありふれなんて書いてゴメンナサイ🙇 人気苗字と訂正させて頂きます。
静岡市清水区三保 H様邸新築現場-18 青空のもと作業は順調!
現場写真ですが・・・ 青が多過ぎません?
空も青けりゃ、屋根の防水ルーフィング、看板、車まで!
眩しくて目がちゃんと開かない(><;)
今日はサッシの取付です。
キズ防止で白いビニールが巻かれていますが、アルミの枠はナチュラルシルバー。
シロアリ対策の薬剤噴霧完了の看板も・・・ また青 @o@;/
11日に処理完了しています。
薬剤処理は土台だけでなく 床から1mの高さまでの柱と合板すべて噴霧します。
アイジーコンサルタントさんは施工が完了するとシールを貼ってくれます。
そのシール、マスクの様に見えるのは私だけでしょうか?
静岡市清水区三保 H様邸新築現場-17 内部造作に取り掛かります
外周りの合板が囲えたら・・・ 早くサッシ&ガラスが欲しい。
とにかく今日は猛烈な寒波が押し寄せていて風も強いので
早く外気をシャットアウトしたいです。
ココは窓になるのですが・・・ 合板で塞いでしまいました。
忘れていた訳ではないです。 小さな窓なので、サッシが来たら繰り抜いて取り付ける作戦なのです。
この柱は玄関前のポーチの柱。
雨避けひさしを支える部材です。
下はポーチのタイルを貼るのですが、木材が下まで伸びると雨の跳ね返りでずーっと水に浸かります。
それだと傷みも早まるので専用のステンレス金具を履かせてコンクリにボルトで打ち込みます。
今日は御夫婦に会社に来ていただいて内装の床、ドアなどの色決めを行いました。
とってもスムーズで壁紙の柄や玄関のタイルなども決めていただきました♪
週末は現場に立ち会いのお打合せもお願いしてあります。
その時はコンセントや照明器具、実際建物の中で決めた方がイメージできますからね!
静岡市清水区三保 H様邸新築現場-16 NOVOPANを貼る
上棟日は主となる構造躯体の組立て、
翌日からは外壁の下地となる構造用合板を貼っていきます。
昨日の時点ではブルーシート養生を覆ってあります。
構造合板の名前【NOBOPAN】:ノボパン
ネーミングは可愛いですが、耐震強度を高める構造用耐力面材です。
商品説明 →NOBOPAN
アルミサッシの付く所は繰り抜きながら貼っていきます。
国土交通大臣が認定した製品ですよ~! って印刷が入っています。
住宅建材の認定に関しては国土交通省が管轄しているんです。
あと経済産業省も建築関連ありますが、こちらは住宅取得の補助金制度や省エネ基準を担当。
2001年までは『建設省』っていうのがあって、そこで全部まとめて認定してた時代ありました。
今回は在来の木造軸組み工法です。
大壁床勝ちで施工するので、壁倍率が3倍の計算。
3尺(幅91cm)の通常の壁量計算よりも遥かに強い耐力が出ます。
静岡市清水区三保 H様邸新築現場-15 上棟&屋根防水完了しました♪
屋根の傾斜に合わせて垂木の取り付け。
頂上の棟木から直線的に流れる様に母屋で高さを調整してあります。
垂木を取り付ける前の写真。
母屋の高さで勾配を決定づけています。
屋根の下地の野地板を吊り上げたところで
クレーン車は今日の仕事は完了になります。
野地板の取り付け。
電動工具が無い時代は一本一本金槌で打ち付けていましたが
今はエアーガンでパンパン留めて行くので早いです、
板に当てて引き金を引くだけです。
この測定器を柱に背負わせると前後左右の傾きをチェックができるのです。
アルミケースの中に入っているのは赤マジックではありません。
糸に吊るされた重りで、この先端の▼で前後左右の傾きをチェックしながら建てています。
ケースは風に影響されない為のケース。
写真の中央に梁は集成材です。
構造計算によって材料は選定されますが、無垢材よりも集成材の方が強度があって
ひろいリビング空間を造る時にはこれを使います。
たくさんの材木をプレスして作る構造材で、当たり外れがなく、狂いもない。
無垢の場合は反りや割れが起こり易く 強さにもバラつきがあると言われてます。
今日のうちに防水シートのルーフィングを覆います。
ルーティーンではありません。 あれはピッチャーが投げる前の準備動作。
体操やフィギュアスケートの選手なども演技の前の動作重要らしいですね♪
私は…… ルーティーンする事は… ボウリング!
ボウル拭いて、風に手を当てて乾かして 左足を軸にして構えて~~~
だいたいスコアは100~110なんですけどね(笑)
屋根の防水済んで今日の作業は終了です。
静岡市清水区三保 H様邸新築現場-14 火打ち梁(ひうちばり)の語源
大安吉日、快晴。 上棟日です。
柱が建ったところで、クレーン車が大梁を吊り上げて大工さんにパス。
柱に大梁をセットして、 そこから次の梁を接続。
上から木槌で「タンタンッ!」と叩くと柱のホゾに差し込まれていきます。
結構固いです。スルンスルン入るのではなく4回5回叩いて
ギューット締め付けられる感がある摩擦力。
その辺の加工精度も耐震強度に繋がっていると思います。
火打梁(ひうちばり)の接合
柱で言う所の『筋交い』に似た役割で 大きく地震で揺れた時
変形を防ぐ為の補強材料。
何で【火打】っていうか? 語源知ってます?
昔はマッチもライターも無かったでしょ?
石片を打ち合わせて火花を出し、アルコールをしみ込ませた布に着火してました。
この火打石は鋭角な三角形だったんです。
そのカタチと、この部材を組んだ時の三角が語源で【火打ち】梁。
静岡市清水区三保 H様邸新築現場-13 がさばってますけど、軽い素材なんです。
材料満タンに乗せたトラックが到着。
過積載でおまわりさんに捕まらいか? 心配ですが 捕まりません。
これがコンクリートや瓦だったらOUTですが、素材がパッフンパッフンの断熱材なので軽いのです♪
アクリアUボード。
熱伝導率が低い高性能グラスウールなので床下の温度を部屋に伝達しにくい断熱素材です。
土台の大きさに合わせて嵌めていきます。
縁にビニールの耳を土台に打ち込んで固定するので、下に落ちる心配はありません。
面積がありますので、一人で施工すると孤独感ありますが、
大工さん達みんなでやるとモチベーション上がりますし 作業もはかどります♪
断熱工事完了!
床下地の構造用合板を貼って、上棟に備えます。
静岡市清水区三保 H様邸新築現場-12 土台の据え付けを行っています
建物の角っこ、土台の据え付け方ですが ほぞ加工してあるので上から差し込んで接合します。
今は全部プレカット工場でロボットが加工してますが、30年前は大工さんが
一本一本ノミで削って作っていたんですよ。
なかなかドンピシャで合わなくて、何度も噛み合わせ調整して嵌めてた時代でした。
こちらは土台同士の繋ぎ。なかなか複雑なホゾの形してて『かま継手』といます。
一度固定して、その上に柱を立ててしまえば、どうにも動かないのは一目瞭然。
木材が欠けたり凹まないように、樹脂ハンマーで優しく差し込んでいます。
ピッタリ嵌りました。 横のアンカーにボルトを締め付ければ据え付け完了♪
カットスクリュー。 六角の特殊な工具で締め付けます。
てっぺんのお皿の所に付いたスクリューが 木材を削りながら回り
土台より中に埋め込めるので、床の工事の支障が出ません。
ほぞの種類いろいろあります。