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静岡市清水区三保 H様邸新築現場-11 ギックリ腰になるからやめて~!
基礎の完成と給排水の先行配管が完了したところで、いよいよ土台据え!
基礎の上に木材を敷き並べます。
コンクリの上に直接土台を乗せるのではなく、黒いパッキンを噛ませます。
これは樹脂製ですから水に強く、湿気を木材に伝える事もありません。
その他にも
・パッキンは通気するので 換気用に基礎を繰り抜かなくても良い。
・東西南北、全方向から風を取り込む事ができる。
・湿気が籠らないのでシロアリ対策にも貢献。
・地震の揺れもダイレクトに伝わらずパッキンが吸収。
・集中豪雨でも床下に雨が入りにくくなる。(床上浸水の場合はOUTですけど…)
基礎に埋め込んであるアンカーにスクリューボルトで締め付けます。
飯田監督が? 土台据え付けやるんですか?
やめた方がいいです。 ぎっくり腰になるから! @o@;/
BLOG用に? ポーズだけ? だったらOKです(笑)
静岡市清水区三保 H様邸新築現場-11【うん●】の話、長々と……すみませんm(_ _;)m
ベタ基礎の完成です。
地面に直接接している部分が耐圧プレート。 上に向かって40cm立ち上がっている基礎が布基礎部分です。
十分に乾燥して強度が出た時点で型枠を外しました。
この基礎の形状を見ると おおよその部屋割りや水まわり設備の配置が分かります。
主な部屋の間仕切り壁の下には、荷重を支える布基礎を作ってあるので目安になるのです。
基礎の底面からぴょこんと飛び出しているのはチンアナゴではありません。
よく見間違える人いますが、あれは給水管を取り込みです。
グレーの太い塩ビの管は排水口です。
排水口の上に乗せてあるのは『排水勾配計』という測量器です。
これに似た物でよく見るのは『水平器』が一般的ですよね。
設備機器や冷蔵庫などを設置する時に 必ず水平である事を確認しながら取り付けます。
こちらは傾斜を測定する道具です。 ガラス内部の水中に空気の粒が1つ入っていて、その位置で傾きを計測します。
お風呂や洗濯機、キッチンなどで使った水を道路下にある下水道に流し込むためには、管に傾斜をつけなくてはなりません!
設定勾配:【1/50】【1/100】【1/150】【水平(真っ平ら)】が同時に確認できます。
一番ベスト(排水がスムーズ)なのは:【1/50 ~ 1/100】です。
例えば10mの長さの排水管を設置した時10~20cmの高低差を付けるという事です。
ところがトイレの排水だけは別です。
固形のうん●が 塩ビ管の中を流れるので・・・確実に1/50の傾斜を付けて施工しています。
トイレの場合は「もっと急角度にした方が良いのでは?」とか「できるだけ管を太くして欲しい!」
じゃなとうん●が詰まっちゃうのでは?という声もありますが・・・それはダメです!!! とにかく絶対にダメ!
急過ぎると流れが速くなるのでうん●を残して 水だけが先に下に行ってしまうんです。
しかも管の直径を太くなんかしたら 管の空間が広がりすぎて うん●の横を水だけが通り過ぎて置き去りにされてしまう@o@;/。
うん●が取り残されたら カビカビに固まって貼り付いて最悪です! 完全に詰まる原因を作ってしまうことになるのです。
静岡市清水区三保 H様邸新築現場-10 ベタ基礎のコンクリートが固まりました
ベタ基礎のコンクリートの打設完了です。
このところ天気が良いので乾きも早く固まりが良いです。
実はコンクリートは夏に出荷する時と、冬とでは含水率を変えています。
猛暑日は蒸発が早いので水分を多く含ませて工場から出荷しています。
急に固まり過ぎても割れの原因になる事もあるのです。
逆に寒すぎるとなかなか水分が蒸発しないので 強度が出るまで時間が掛かります。
北海道や東北の豪雪地帯では固まる前に水分が凍ってしまい、分離するので冬場の工事は避けています。
基礎の天端からアンカーが飛び出しています。
短い方は土台をセットしてからボルトで緊結します。
一際長いのはホールダウン金物。
これは土台を貫通させ、柱に直接羽子板帖の金具で繋ぎ留めます。
大地震の時には柱が土台から引き抜く力、歪みが生じますので 基礎と柱を直接固定する工法を併用していきます。
静岡市清水区三保 H様邸新築現場-9 JIOさんの配筋の検査を受けています
今から基礎の配筋検査を行います。
検査は、JIO(日本住宅保証検査機構)の検査員の方。
鉄筋の太さや基礎の高さ、鉄筋のかぶり厚さなどを確認していきます。
住宅瑕疵保険制度が出来てから、配筋検査、躯体検査は、第三者が見ることが義務付けとなりました。
勿論社内の内輪というか身内だけで検査! よりも保証する側の目で厳密にチェックを受けた方が安心なのは間違いありませんね。
この制度は検査合格することが条件となり 完成後10年間は、JIOさんが瑕疵担保責任の保証を受け持ってくれます。
写真は鉄筋の間隔を測ってる写真です。
基礎の下の部分で、D13mmで、間隔が200mmになります。
この鉄筋の間隔、太さもJIOの基準がありまして、最低の基準がD10mmで間隔が300mmとなっています。
検査員の方がスケールを持って、鉄筋を計測。
鉄筋の間隔の太さ、長さ、配置が図面通りかを確認して下さってます。
外周の布基礎の立ち上り部分。
外側は既に型枠が組まれていますので、内側から確認します。
鉄筋の長さも限りがあるので、途中で継ぐときには 継ぎ手の重ね長さも十分に確保してダブル配筋とすることで強度を高めます。
自撮り棒に似た器具の先に現場番号の書いたプレートを付けて撮影。
一日に多いときは4~5棟の検査があるそうで、こんがらがらないように現場番号を入れて撮ります。
コンクリートを流し込んだら鉄筋は見えなくなるので、要所は記録に残して下さってます。
静岡市清水区三保 H様邸新築現場-8 ベタ基礎の鉄筋を組んでいます
ベタ基礎の鉄筋組みが始まりました。
まずは外周に型枠を組んで 建物の位置出し&直角を確定させます。
『直角』←これ90度。 大事です。 91度でも89度でもOUT。歪んだ家になってしまいます。
息子が少年野球やってた頃、試合の日はお父さん達が ホーム→1塁→2塁→3塁のベースの位置をメジャーで測って決めるんですけど・・・
これがなかなか難しい。菱形になったり 台形になってしまうんです。
そーゆー時は私がしゃしゃり出て3:4:5(さしご)を伝授♪
これは 辺の長さ3m、4m、5mの三角形を地面で作ると3と4が交わる角が必ず90度になる測量法。
実際野球の場合には9m:12m:15mと大きくした方が正確。誤差が出にくいです。
と・・・言いつつも 工事現場では測量器が進化してますので3:4:5は使ってません(笑) 豆知識書いといて、実際は使ってない無駄話なのだ。。。
基礎のコーナー部分は大事です。
大型地震の激震の時は、建物の角に衝撃が集中して歪んだり 破壊が始まるので
鉄筋もしっかり重ねて二重に組んで頑丈にします。
次に耐圧ベース。
おぼん、でいうところの 一番下の部分。地面と接触する底面。ココにもクロスさせながら鉄筋を組んでいきます。
最初に【X軸方向】 建築の世界でもにも【X】や【Y】が頻繁に出て来ます。
中学の数学から【X】とか【Y】の記号って出てきましたよね?
自分、あの辺りっから勉強嫌いになりました(笑)
だいたいが意味不明のXとYに二乗したり三乗すること自体
身体が拒否反応起こしてましたから!
設計図を置いて見た時、上下に向かって書いてある線や材料、壁方向を【Y軸】と言い【X軸】はそれに直交して取り付ける部材の事。
今日はYが先で、その後からX方向の鉄筋を組んだ事になります。
このコンクリの破片。ゴミではありません。 これ基礎工事では重要。
みんな【サイコロ】って呼んでますが 本当はスペーサーっていうものです。
基礎は建物の荷重の全てを受け止める部分で強くなければなりません。
コンクリートの基礎の強度は、中の鉄筋がしっかり コンクリ厚の真ん中に入っているか?です。
地面に置いただけの鉄筋の上から コンクリートをダラダラ流しても意味がありません。
スペーサーを下に挟み込んで 鉄筋を浮かせる事でコンクリが上下にしっかり流れ込んで包み込んでこそ、耐震強度が高まります。
あ・・・思い出した! とっても嫌な記憶がよみがえってきました。
さっきのグランドで子供の野球のベースの位置出す時。。。
私が『さしご』で辺の長さ3m、4m、5mの三角形を地面で作ると3と4が交わる角が必ず90度になる測量法。
これをお父さん達みんなで巻尺で測っていたらねっ! 「√(ルート)を使った方が全然早いし正確だ!」という理系パパがいたんです。
『さしごで出すのは古代だと!? 今はルート」と異議を唱えられたのです。
要するにホームから1塁まで23m ホームから3塁も同じ23m。 なので√23を導き出せば簡単に1→3塁間の距離も出るし 必然的に直角二等辺三角形だから角度も90度に揃えられるというのである。。。
確かに! 完璧だ。 ぐ~の音も出ない@o@;/
でもね√23って・・・計算機誰か持ってる? 32.52m? 巻尺長さ50mの1個しかないから、23m→23m→32.5mを同時にはポイント落とせないんですよ~
だから(3:4:5)を 9m:12m:15mに流用して40m程の巻尺で大人3人でサクサクと直角出していたのです。
静岡市清水区三保 H様邸新築現場-7 「BM」→「遣り方」→「水糸」
基礎工事がスタート。
先日の地鎮祭の時に 建物の位置の最終確認を行い白いロープを張っておきました。
四方に木組みをします。これをやり方と呼びます。
やり方とは、漢字で書くと【遣り方】
私、工業高校の建築科に入った時に 教科書の一番最初に出てきました。
入学式の次の日、1ページ目でしたからこれ【だけ】は記憶にあります。。。その他は記憶にない(笑)
この木枠を建物の四つ角に組んで、ナイロン製の糸を水平に張ります。
基礎を造る時、やみくもに掘ったら 深すぎても浅すぎても困るわけで・・・
底面の高さを隈なくチェックしながら掘り進める 基準となる大事な作業。
杭の名前は【水杭】 杭同士を繋ぐ板の事を【水貫】といいます。
【BM±0】という印。
これから建築する上で 高さの基準は全てココからスタートします。 BMはベンチマークの略です。
基準点なので動く物・・・例えばプランターとか置いてあるブロックは絶対NG!
途中で動かされちゃうと 基礎の底面や平均地盤高さ、床の高さ(FL:フロアライン)の算出が不可能になる訳です。
今回は敷地と道路の境にある境界線プレートに貼らせてもらいました。
境界の【⇩】動かす人はいませんからね♪
砕石の搬入。 黒い【土】のように見えますが 実は細かく砕いた【岩】
基礎の下にこれを敷き詰める事で表面が締め固まり強度が増します。
防湿シートで覆います。
基本この辺りは砂地ですから、それ程湿気の心配はないのですが
地面からの湿気やシロアリが上がってこないようにシートでシャットアウト!
その周りに捨てコンという、コンクリートで固めます。
捨てコンは 基礎のコンクリではなくこれから鉄筋を組むための舗装の役割を果たします。
捨コンの上にピンッ! と張った黄色いナイロン紐見えますか?
水糸で(みずいと)です。
このラインが外壁の芯(中心)になるので鉄筋やボルトをセットする時の測点。
高さも全て水平になっていますから左右上下の基準となります。
静岡市清水区三保 H様邸新築現場-7 完成予想模型です。
敷地が広いので駐車スペースもゆったりとれて
間取りも平屋住宅でも御希望が全部網羅できました。
御夫婦のくつろぎ空間、寝室もゆったり確保できました♪
上空から見ると・・・
上空なんて大げさでした。模型なので 上から見ると!ですが
屋根が大きい。
リビングを中心にトイレや洗面室・寝室に直接入れる間取り。
建物の形が正方形に近い事で 無駄な廊下はゼロ。
生活動線最小限で無駄のない設計です。
静岡市清水区三保 H様邸新築現場-6 金箔の多い少ないが・・・ チョイ気になる
工事の安全と、H様御家族の益々の御多幸を祈念して かんぱ~い♪
この日本酒、金箔入りです。
多い人は8枚くらい入っていますが・・・
金運の無い私は1枚と半分(><;)
金箔ってノドに貼り付いたりしないんだろうか? と
慣れていない私はおっかなびっくり@o@;/
記念写真です。
やまと君、お隣のお宅にお友達見つけました。
既に着工の挨拶してましたから 完成が楽しみですね♪
建物の配置のお打合せ。
敷地には余裕があるので、道路面に駐車スペースがゆったりとれます。
静岡市清水区三保 H様邸新築現場-5 いよいよ工事着工となります
秋晴れの清々しい朝、地鎮祭を催行いたします。
これから祭壇の準備。
お野菜と果物と鯛、お神酒をお供えします。
今日は会社スタッフ・・・多っ! @o@;/
友引の吉日という事で午後から沼津営業所OPENするので
沼津行く組みが同行しているんです。
御夫婦とワンちゃんと 会社スタッフ6人なので 合計8人と1匹参列♪
御主人、クワ入れを行っています。
この見せ場、 やまと君は・・・
シッポがそこにあるという事は全然見てないって事か?@o@;/
奥さん、玉串の奉奠。
紙垂(しで)を付けた「榊(さかき)」をお供えして、
地の神様に住宅建築の御報告と感謝の気持ちを表す儀式です。
祭壇の前で榊の根元が神様の方を向くよう時計回りに回転させて奉奠。
やまと~! どっち見てるん?
やまと君はすでに14歳なのでお爺ちゃんなのです。
新しいマイホームでは長老として これからまだまだ長生きして下さいね♪
静岡市清水区三保 H様邸新築現場-4 いよいよ来月から工事スタート!
お忙しいはずの平日ですが、御夫婦でお仕事を調整して下さり
本日、工事請負契約を結ぶ事が出来ました。
いよいよ来月から本格的に工事スタートです♪
幸い地盤はとても固く、地盤改良工事はありません。
今年の11、12月で基礎と構造躯体を組み上げて
年明け内装と仕上げ工事で 3月早々完成予定です。
「写真3」御契約の後、コンセントやスイッチ、照明、
エアコン等の位置なども打合せさせていただきました。
住宅屋さんは御契約頂いてからが本当の腕の見せ所です。
御満足いただける家づくりに没頭します!
2017/10/26 makita