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静岡市駿河区中田本町 店舗増改築現場ー22 折板屋根の施工
現場日記を書いてて、この字が出ると いつも思うのですが・・・
【せっぱん】と打つと
1、【折板】 2、【折版】 3、【折半】 3つ漢字が出て来るんですよ~~(><)
どれが正解なのだろうか?
1と2は同じ意味で屋根材の事でした。薄い鉄の『板』を『折』り曲げた材料。
3だけは違う意味で 金銭などを半分ずつに分ける事。1/2。二等分。
本題に行かないと!
鉄骨造の店舗、工場、倉庫などの屋根は この工法が一般的です。
ガルバリウムで錆びにくく 耐久性があって・・・しかも軽い♪
今ではボルトで穴を空ける事なく、『丸ハゼ』といって
接合部を二枚重ねてΩ型に丸めながら押しつぶすので、漏水の心配もなくなりました。
「写真3」施工完了です。 ボルトは一切使っていません。
静岡市駿河区中田本町 店舗増改築現場ー21 『土間叩きラストタンパー』
コンクリートミキサー車、6台分一気に流し込みます。
鉄筋の隙間に空気層が残らない様、振動を与えながらの入念な作業。
「写真1」なんと6人がかり。
ホースから流す1人。 バイブレーターで振動を与えて奥まで押し込む係1人。
トンボで均等にする係2人。 長い角材で凸凹を無くす担当1人。
ネットで調べましたが
『土間叩きラストタンパー』『タッピング』『均し板』いろいろな呼び名あるみたい。
この作業だけは孤独です。
全員作業が終わり休憩したり帰り仕度しているのに
独り居残り状態でチャップン・チャップン! ひたすら足跡を消しながらバック(><)
静岡市駿河区中田本町 店舗増改築現場ー20 基礎工事、第二期スタート!
鉄骨の骨組みが組めたところで・・・第二期基礎工事。
木造と違って鉄骨造は立ち上がりの布基礎(外壁の下部分)は
後から造ります。柱脚固定を兼ねた一体構造にするからです。
「写真2」鉄筋は上下に 二重に組んだ耐震構造。
「写真3」コンクリートミキサー車が到着していよいよ打設置します。
静岡市駿河区中田本町 店舗増改築現場ー19 既存建物の配線&給排水
既存の店舗内も間仕切り壁は全部撤去されて、
段差のあった床も コンクリを流して均し完了♪
トイレ、給湯室の配管が出現して来ました。
これから・・・ 使える線なのか?不要で撤去なのか?調べていきます。
配線には「これは●●の配線だよ」と書いてある訳ではないので
電気屋さんそうとう苦労すると思います。
所々に天井裏点検口があるので そこに体を入れて、引いたり押したりして
エアコン・換気扇・照明・火災報知器などの見極めをしていきます。
静岡市駿河区中田本町 店舗増改築現場ー18 おんなじ色の・・・タイル?
既存の建物の外壁は白いタイル。
増築部分も同じタイルで揃えたいのですが・・・・
既に廃盤(><) 15年前の建物ですから同じ製品が売っているとは
限らない事は想定内でしたから イイんです。オーナーさんも了解済み。
という訳で今日はどのタイルにするか? 一番近いタイル探し。
『白のタイル』と言いましても 陶器の質感、光沢 微妙な違いあり。。。
コピー紙の白なんかでも、製紙会社さんによって 青白っぽかったり、クリームがかったり
並べてみると違いがあるように タイルも違うんです。
今日はオーナーさんにも立ち会っていただいて ほぼ違和感のないタイル、見つかりました♪
静岡市駿河区中田本町 店舗増改築現場ー17
「写真1」火打ち梁(ひうちばり)
大梁の角を斜めに補強する部材で 水平力による変形を防止します。
水平力とは横からの力。台風の横風や地震の横揺れで
鉄骨フレームを変形させようとする力に耐える鋼材。
四角が平行四辺形にならない為の補強材ですね。
「写真2」既存店舗との繋ぎ目。
これから隣の外壁を解体して、鉄骨が剥き出しになってから
梁同士を接合するために 予め溶接しておきました。
ただ、接合部は多少のアジャストできるエキスパンションジョイントが求められます。
電車と電車の接合部の要領で互いに独立して揺れないとなりません。
地震で母屋が大きく揺れた時に、引きずり込まれたり 押し倒されない工夫です。
「写真3」これから胴縁を組みます。
これは外壁や窓を取りつける下地になります。
静岡市駿河区中田本町 店舗増改築現場ー16
午前11時半には基本となる柱と梁はセット完了してました。
全員、早めの昼食タイム♪
今日は朝方は雨が残ってましたが、日中はこの時期には珍しいポカポカ陽気。
寒いと手足が縮込まるでしょうが、この天気なら作業効率UP!
「写真3」鉄骨柱の接合部分。
事前に基礎の中に埋め込んであったアンカーボルトに差し込んでボルト締め。
この構造躯体は『鉄骨ラーメン構造』という工法です。
詳しい説明ですか? 細かく書くと朝までかかりそうなので・・・
下記をご覧下さい。建築科の時、構造の教科書に書いてあったので同んなじです。
↓
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%B3%E6%A7%8B%E9%80%A0
静岡市駿河区中田本町 店舗増改築現場ー15
「写真1」基礎が完成して、埋め戻し完了。
今見えているのは鉄骨の柱をセットするアンカーボルトと
店舗 ホールの土間コンクリートを絡める鉄筋だけとなりました。
いよいよ鉄骨の上棟♪
柱と柱をつなぐ梁(はり)をセットしています「写真3」
一本の梁にハイテンションボルト、約30本。 左右で60本程で締め込みます。
静岡市駿河区中田本町 店舗増改築現場ー14 コンクリート打設しました♪
型枠の中にコンクリートを流し込みました。
これで各柱の柱脚固定の部分(6カ所)を地中の梁で繋ぎました。
ここまでが、基礎の第1期工事。
コンクリが固まり、強度が確保できたら第二段!
型枠を外して 埋め戻しをしてから スラブコンクリートの制作にかかります。
現在基礎の上に太い鉄筋が見えていますから これに絡めながら
建物全体の広さをベタで25センチの厚みでコンクリを流します。
静岡市駿河区中田本町 店舗増改築現場ー13 スキーのストックの先っちょ?
鉄筋組みが終わり、会社の自主検査とJIO(日本住宅保証検査機構)さんの
検査も合格となり 型枠を組んでいます。
その中にコンクリートを流し込んで基礎を作ります。
ストックの先に付いてる円形プラスティックに似てますけど・・・それです♪
ウソですよ~~ ぜんぜん関係ない、別もの(笑)
これは『スペーサー』という物で鉄筋と板が近づき過ぎない為の部品。
コンクリートを流した衝撃で鉄筋が転びそうになると板に当たってしまいます。
そうすると鉄筋を保護するコンクリの厚みが薄くなり、強度が出ません!
それを回避して 均等な厚みでコンクリが被るように挟み込んであるのです。