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静岡市葵区末広町M様邸新築現場ー16
静岡市葵区末広町M様邸新築現場ー16
「写真1」の箱物は・・・2階に設置してあるユニットバスです。
この角度からの撮影に成功したのは、2階から3階に上がる階段途中からのアングルです。
ユニットバスの横の壁(左側と、奥側)2面が黄緑色になっていますが
これはポリエチレンフォームという断熱材です。
この部分だけは、後から断熱素材を差し込む事ができなくなってしまう部分なので
ユニットバスを組み上げるよりも先に施工しておかなければなりません!
他のところは・・・・大工さんが内壁を貼る段階で詰め込みます。
「写真3」で浴槽の上にポツリと立ててあるのは、コーキング材のカートリッジ。
これに何やら、電気屋さん宛の「伝言」が書いてありました。
「電気屋さんへ リモコン設置時の配線穴の防水材です」
なんてすばらしい連携でしょう? 当たり前って言えば当たり前なんでしょうが・・・
電気屋さんとしてみたら配線用穴からの漏水や湿気漏れの無いように防水は必ず行いますが
こうやってユニットバス屋さんが材料をキチンと置いていって下さる愛情に・・・ちょっぴり感動・・・
えっ!? バス屋さんが穴埋めだけの為に呼ばれるのが嫌だから??
そういう噂も・・・・ありますけどっ(笑)
静岡市葵区末広町M様邸新築現場ー15
静岡市葵区末広町M様邸新築現場ー15
外壁工事も終盤に差し掛かっています。 色調としては2色の使い分けで
ホワイトのボーダーに、茶系の石目調タイル柄をアクセントにしたデザインです♪「写真1」
外壁の次は大工さんの出番!
床下地となるパーチクルボードが各階に搬入されていました「写真2」
貼り方・・・と言うか、この工法は置き床式ですから「並べ方」が正解でしょうか?
防振床組みという工法でして、クッションゴム付きのアジャスター金物を足として
そこに20mmのパーチクルボードを並べていくのですが、
木材の下地のように狂いが無く、床鳴りもなく 水平の確保も正確に行えます「写真3」
クッションゴムによって地震の揺れも吸収できる優れた工法なんですよ。
静岡市葵区末広町M様邸新築現場ー14
静岡市葵区末広町M様邸新築現場ー14
1階のこの空間は「空手道場」になります!「写真1」
M様のお父さんが長年師範を務めてきた道場が新しく生まれ変わります。
言わばココは師範の聖地となる場所ですから、お父さんの指示の基に工事は進んでいきます。
「写真2」は何か分かりますか? 天井の鉄骨にフックが取り付けられました。
これは、サンドバックを吊るす為のフックです!
話は横道に反れますが。。。
ウチの会社の町内に八幡神社があるのですが、3日前に
拝殿の屋根から吊してあった鈴が落下して 中学生が顔に大ケガしたばっかり@o@;
この事故を教訓に、定期的に点検の必要性についても話し合いました。
「写真3」は2階、3階へと続く階段です。
こちらはM様御夫婦と子供さん達の住居ですから、主役は若御夫婦の領域♪
でも師範も昔大工の仕事をやってらしたので、
建築システムの第二監督としてバッチリチェックをして頂いてます^^v
静岡市葵区末広町M様邸新築現場ー13
静岡市葵区末広町M様邸新築現場ー13
鉄骨胴縁の取り付けが全て完了♪
いよいよサッシの取り付けです。
写真はまだ仮に固定してある段階なので、紐でくくり付けてあるだけです。
私の勝手な憶測ですが・・・現場に届いたサッシ(約30窓)をいきなりビスで固定していくのではなく
とりあえず品番を確認しながら、所定の開口部に仮にセットしているんだと思います。
寸法にズレはないか? 数量や開き方に間違いは無いか?
全てを確認してからのビス固定だと思います。
むか~~し サッシについてお客さんから質問された事があったのですが
窓を追加するにあたって・・・
「結局外壁を貼る面積が減るんだし 室内側の仕上げも無くなるからそんなに追加は出ないでしょ?」
確かに・・・ 理屈はそうなんですよね~ @o@/
だけど「写真2や3」を見ていただくと分かると思いますが
1つのサッシを取り付けるに当たっては、それを固定するために
上下、左右 合計4本の材料を揃え、それを加工して付ける工事費が追加となってきます。
(サッシが無ければ同じ間隔で外壁下地を組むだけでした)
あと、外壁や内装のボード、あと仕上げのクロスの材料は全然減りません(><)
サッシの部分は切り抜いて、捨てるだけとなりますから・・・・
切れつ端の残材処分費は増える
外壁と内装ボードを切断する作業工程も実質増えて
サッシの周りの防水処理と 窓の内側の木製窓枠も四方取り付けますから
サッシ枠とガラスの代金だけじゃなくて、その他の加工する手間もドーンと増えているんですよぉ~
静岡市葵区末広町M様邸新築現場ー12
静岡市葵区末広町M様邸新築現場ー12
屋根の折板取りつけが完了しました♪「写真1」
折板ってどうやって固定するのか・・・・?
実は折板の波型と全く同じ形状の金具があります。
「タイトフレーム!」「写真2」
これを3階の梁上に溶接やビスで固定「写真3」してから折板を被せ、ボルト締めします。
ボルトの位置は山の高い部分です。
低いところは雨が一番流れるところですから、ここでの固定はしません。
ボルトはステンレス製ですし、パッキン座金とコーキングで防水も完璧です^^/
来週はサッシの取り付け → 外壁工事へと進んでいきます。
余談・・・タイトフレームの「タイト」の意味調べてみました!
きついこと。ぴったりと密着。かたくしっかりしていること。
タイトスカートのタイトと同じみたいですね~~
静岡市葵区末広町M様邸新築現場ー11
静岡市葵区末広町M様邸新築現場ー11
鉄骨工事、屋根工事共に完了いたしました!
今日は布基礎の型枠組みを行っているところです。
型枠のベニアに黄色い塗装がしてありますが、これはコンクリートが固まって
型枠を外す時に、キレイに剥がすために塗ってあるのです「写真2と3」
ベニアの素地のままだと木目の凸凹がありますから 、基礎に模様が入ってしまったり
剥がす時に、コンクリート側に木の繊維が貼り付いて取れなくなってしまうからです。
基礎が完成して、アルミサッシの取りつけができたら、いよいよ外壁工事に移ります♪
静岡市葵区末広町M様邸新築現場ー10
静岡市葵区末広町M様邸新築現場ー10
柱や梁の傾きの検査、調整が済み ボルトの本締めまで完了しました。「写真1」
基礎の段階では建物の大きさのイメージが掴みにくかったのですが
こうやって骨組みが出来てくるとやっぱり大きな建物ですね♪
「写真2」は外壁を貼る為の鉄骨胴縁を組んでいます。
それぞれ長さ、太さの違う鋼材を設計図を基に組み上げていきます!
まだ外部足場やネットを貼る前ですから・・・見晴らしがとても良いですね~
向こうに見える山は浅間山です。(静岡浅間神社がある山)
紅葉をアップで撮りたかったのですが・・・作業の邪魔はまずいのでやめました。
本当は・・・高い所が苦手なので、床の端っこの方まで歩けなかった!?
・・・という噂もありますが(@@;)
静岡市葵区末広町M様邸新築現場ー9
静岡市葵区末広町M様邸新築現場ー9
それにしても、最初に柱を建てて・・・
その状態で、どうやって人が登って、梁を繋ぐのか??
って~~皆さん不思議がるんですよ!
まだハシゴを立てられる状況でもないし、四角い柱を木登りするのも無理があるでしょ??
「写真2と3」が答えです。 予め鉄骨の柱に受け金具を溶接しておきます。
当日は緑色の踏み板を差し込みながら上がるんですよ^^/
必要がなくなれば外して、次の現場に転用できますから、なかなかのアイディアです。
溶接した受けの金具は・・・そのままにしておいても、特に邪魔にはなりませんし
外壁や内装をしたら隠れる部分ですから問題ありません♪
このハシゴ・・・・幅は20センチちょいですから、両方の手で握るのがやっとこさ。。。
足なんて、片方しか掛かりませんから @o@;
一度挑戦した事がありますが、2階までの3mくらいなら勢いで誰でも登れますが・・・
3階の高さ(8~10m)となると絶対に無理です。
あそこがフワフワして力が全然入らなくなりますから(><)
静岡市葵区末広町M様邸新築現場ー8
静岡市葵区末広町M様邸新築現場ー8
建て方当日!
午後2時の時点でココまで進んでいますから、予定以上の進み具合です♪
鉄骨をワイヤーセットする人、クレーンで操って材料を上げる技術
それを上で待ち構えてボルトをセットする鳶職の連携にはいつも圧倒されます。
とにかく無駄な動きがなく、作業が止まらないで延々と吊り上げてはボルト締めの繰り返し。
今回は1階が空手道場になるのですが、今日初めて立体的になり
お施主様御家族も、中の広さにやっと実感が持てると思います。
静岡市葵区末広町M様邸新築現場ー7
静岡市葵区末広町M様邸新築現場ー7
ミキサー車から、基礎に生コンを流し込んでいます!
「独立基礎」と「地中梁」って聞いた事ありますか?
「写真3」を見て頂くと判るのですが・・・・
この工法は 建物の強度を確保するための、2つの役目を分担しています。
1つ目は「独立基礎」、独立というと一人立ち、孤独のようなイメージがありますが
その通り、それぞれの柱の下に個別に造る基礎で 荷重受けの独立した基礎です。
鉄骨の柱に集中して建物の荷重が掛かりますますから
この部分の一番下に 重さをガッチリ受け止め、地盤に伝える為の大きな土台です。
「地中梁」はそれぞれの独立基礎同士を、土の中で結びつける梁の役割をする基礎です。
梁(はり)というのは、通常柱の「上」同士を繫ぐ部材の事を言いますが
柱の「根元」同士だって頑強に繫いで固定しなければ別々に揺れて、捩れます(><)
この役目が「地中梁」です。