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沼津市岡宮 H様邸新築現場ー19
沼津市岡宮 H様邸新築現場ー19
基礎のコンクリートが固まり、いよいよ建て方の準備にはいります。
今日は型枠を外し、土の埋め戻しを行います。
敷地の広さに限りがありますから、鉄骨搬入時の置き場所を兼ねて
クレーン車が中に乗り込めるよう 敷地を平らに戻します。
「写真3」柱脚ベースのアンカーボルトの頭。
一番上の鉄板と、ナット下に巻いてある緑のテープはボルトにセメントが付着しないためのカバー。
埋め戻しが完了すると基礎は全て隠れてしまい、見えるのはコレだけとなります。
沼津市岡宮 H様邸新築現場ー18
沼津市岡宮 H様邸新築現場ー18
「写真1」カンタブ試験
今日使うコンクリートをバケツに取って 3枚の記録紙を差し込みます。
これでコンクリに含まれている塩分濃度の検査をしています。
当然塩分はゼロに近い方が良いです。多いと鉄筋を腐食させてしまうので!
昔は違法に海砂を使った事件もあったらしく、それらを防ぐために検査を徹底しています。
「写真2と3」スランプ試験の結果と 圧縮試験用サンプル6ピース採取
施工日から7日後と28日後に、それぞれ3本ずつ圧縮してどの程度の強度があるかを試験します。
詳しくは以前解説した記事を→ http://blogs.yahoo.co.jp/k_sys_3/37577584.html
沼津市岡宮 H様邸新築現場ー17
沼津市岡宮 H様邸新築現場ー17
基礎コンクリート出設!
ホースで圧送するポンプ車で、奥の方から順番に流し込みます。
型枠の中には、鉄筋が細かく組まれている中に投入しますから
ジャンカが起きない様に バイブレーターで震動を加えながら出設「写真3」
沼津市岡宮 H様邸新築現場ー16
沼津市岡宮 H様邸新築現場ー16
配筋検査が始まりました。
鉄筋の配列や太さのチェックも大事ですが、
それと同じくらい大事なのは、被り厚(かぶりあつ)
組まれた鉄筋と型枠の隙間が近すぎるとOUT! 耐震強度が弱まります。
鉄筋は粘りがあって、引っ張られる力に追従する特徴がありますが
圧縮(押し潰され)される力には弱いので、圧縮に強いコンクリートで保護します。
その保護が薄すぎると地震に弱くなりますから、コンクリを流し込むスペースの幅も
細かく点検していただいてます!
沼津市岡宮 H様邸新築現場ー15
沼津市岡宮 H様邸新築現場ー15
鉄筋の最終チェック!
これらの太い鉄筋は、コンクリを流し込んだ時の圧力で動かないように
番線という細い針金で要所で結ばれています。「写真1」
鉄筋の本数や太さ、間隔が設計図通りに組まれているかチェック中!
次の工程は型枠のセットに取り掛かります。
沼津市岡宮 H様邸新築現場ー14
沼津市岡宮 H様邸新築現場ー14
基礎の鉄筋工事!
柱脚固定ベースのアンカーに絡み付けるように組んでいきます。
木造住宅の場合は「ベタ基礎工法」といって、建物の底面全部に「ベタ~っと」造りますが
鉄骨住宅の場合は「独立基礎」。建物を支える柱の直下にアンカーを組んで荷重を受けます。
この、独立したアンカー同士を地中で繋いで(地中梁)コンクートを打つと
一体成型の基礎が造れるので強度が増します。
あとはJIO(日本住宅保証検査機構)さんの配筋検査を受け、コンクリートを流し込めば基礎完成♪
沼津市岡宮 H様邸新築現場ー13
沼津市岡宮 H様邸新築現場ー13
先日、深さ2.3mの地盤補強を行いましたが
その上に「写真1」捨てコンクリートを流し込みました。
捨てコンクリートとは、これから組む鉄筋の基準とする高さ均し。
「写真2」柱脚固定ベースの組み立て。
鉄骨造の場合は、木造と違って 柱の本数が少ないので
1本当たりにかかる荷重がすごく大きい。
例えば建物全体の総重量が30トンだと仮定して、
今回の様に鉄骨柱6本で支えるとしたら・・・1本に約5トンの荷重が! @o@;/
それに耐えられる地盤補強と基礎工事を行う必要があります。
「写真3」アンカーをセットして、高さや平行をチェックしています。
沼津市岡宮 H様邸新築現場ー12
沼津市岡宮 H様邸新築現場ー12
地表面から2.3mの深さまでの施工。
太さの直径70cmを16本、60cmを8本!
合計24本を軟弱地層に セメントミルクを流し込んだ事で、
建物の荷重を支持層(硬い地層)まで伝える事ができます。
今回の改良工事のサンプルを採取して、圧縮破壊試験を行い強度を測定「写真2」
柱状改良・表層改良・杭打ちについて
↓
http://blogs.yahoo.co.jp/k_sys_1/24259813.html
沼津市岡宮 H様邸新築現場ー11
沼津市岡宮 H様邸新築現場ー11
「写真1」朝から大きな機械が乗り込んできました。
柱状改良という方法で地盤を補強します。
オーガーというスクリューの爪で、軟弱地盤を繰り抜くように穴を空け
その中に固化剤(セメントミルク)を注入して撹拌(かくはん:かき混ぜる)
しながら円柱の強い地盤を作っていきます。
「写真2」このトラック上のプラントで水とセメントミルクを練って
オーガーの先端にホースで送り込みます。
以前他の現場で撮った動画→ http://www.youtube.com/watch?v=6BHK-u4lg0A
沼津市岡宮 H様邸新築現場ー10
沼津市岡宮 H様邸新築現場ー10
今回の地盤データーからは杭打ち工事が必要と判定されましたが、
材質と形状・太さ・長さ・本数を決める上で 液状化の計算や土質の摩擦力に応じて
設計する為採取した土のサンプルで下記の試験を行います。
●粒度試験(ふるい分け及び沈降)
土の種類が「粘土」,「シルト」,「砂」,「礫」,「火山灰」等々なのかを分類し
透水係数を推定する。 地震時には砂地盤は液状化が問題となることが多いが、
液状化を検討するためには粒度分析(フルイ)を実施し、細粒分含有率(Fc)を求める必要がある。
●土粒子の密度試験
土を構成する土粒子(固体部)と水と空気の内、固体部の単位体積あたりの質量。
(例)Ρs=2.0以下~2.5g/cm3:腐植物を多量混入,Ρs=2.6~2.8g/cm3:普通の土