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静岡市駿河区八幡5丁目 D邸 新築現場ー15 基礎が完成! これから床組みをします。
基礎断熱の家。
一般的には1階の床の下に断熱材を入れるのですが、
基礎断熱の場合は床ではなく、 基礎の下&基礎の内側で熱を遮断します。
どういう事?
基礎の下に断熱を入れた写真。
↓
http://blogs.yahoo.co.jp/k_sys_3/40670418.html
冬の冷気、夏の暑さは基礎のコンクリを伝わって入り込んできます。
なので先程の写真の様に 基礎の下にスタイロフォームを敷き込んで、
基礎が出来たら今度は「写真1と2」基礎の立ち上がりの内側に断熱材を巻きます。
このWの工程で 床下が外気の影響を受けにくくなるのです。
「写真3」次に土台と大引きをセットします。
鋼製束(こうせいづか)で床の荷重を支えます。
金属ですから曲がったりヘタりが起こりませんし もちろんシロアリや湿気で傷む事もないです。
高さ調整は心棒を回すとアジャストできるので職人さんの施工精度とスピードも上がります。
静岡市駿河区八幡5丁目 D邸 新築現場ー14 基礎屋さん・・・何人いるの?@o@;/
布基礎部分、コンクリートの打設です。 凄い人数が集結@o@;/
普段は2班、3班くらいに別れて それぞれの現場に行ってますが
今日はたまたまココしか無かった模様。
3倍の効率の良さで作業が進んでいます。
「写真2」ホースでコンクリを流し込む係、
その横で隅々まで流れ込む様に工具で振動をあたえる係、
基礎の高さが水平か? レベルでチェックする人と
「写真3」コテで仕上げる等々 分担して仕事が捗っていますね♪
静岡市駿河区八幡5丁目 D邸 新築現場ー13 なんか・・・ 斜めった台形の家!?
耐圧盤が固まったところで、今度は第二段 布基礎(ぬのきそ)
土台を据え付ける部分を 上に立ち上げる基礎の作成です。
予め鉄筋は組んでありますから これを挟み込むように枠を立てます。
この作業に誤差があると 柱の建つ位置、部屋の広さも変わってしまうので
設計図と照らし合わせながら慎重に進めます。
「写真3」型枠のセット完了。
なんか・・・歪んでませんか?
斜めっていたり カクカク折れ曲がっていますけど。
職人さん曰く
設計図通り!間違いないとの事。
設計図自体が斜めったりカクカク折れ曲がった台形なんだから!@o@;/
静岡市駿河区八幡5丁目 D邸 新築現場ー12 ベタ基礎のコンクリート打設
大長会長んち家
ごめんなさい。去年の年末の写真 掲載し忘れていました。
ベタ基礎のコンクリート 流し込み作業の様子です。
基礎の中でも耐圧盤という 一番底面にあたる個所。
建物全体の荷重を地面に伝える部分で、厚みは約20センチ。
縦横に細かく鉄筋を入れてあることで 凹みや割れ防止となる丈夫な基礎になります。
「写真3」コンクリの打設完了。
高橋基礎さん、しみじみと今日の作業現場を眺めています。
静岡市駿河区八幡5丁目 D邸 新築現場ー11 大長邸の間取りが明らかに!
図面探したら・・・ ありましたよ。
平屋で、屋根裏ロフト部屋が1室ある感じ。 御夫婦で住まう家。
1階はLDK20帖と 畳コーナー4帖。 あと寝室7.5帖になっています。
あと、ゆったり家事スペース4帖と 納戸4帖 シューズクローク2帖。
それと水まわりのお風呂・洗面・脱衣室・トイレという間取りです。
なんでこんなにカクカクさせたり 台形になったのか? 質問したら
「写真2」リビングを日当たり良く 真南に窓を作ったそうです。
「写真3」
夏の暑い日光が通る角度が 赤。
オレンジが真冬の日射角度。
窓から暑さは入れない。 冬の日光は採り入れる設計だそうです。
これで暑さ寒さ対策になるのでしょうか?
「太陽ってずーっと同じ場所には いないけどねぇ~~~」 って言ってやりました(笑)
静岡市駿河区八幡5丁目 D邸 新築現場ー10 職人さん泣かせな・・・変なカタチの家
八幡5丁目、
2年前まで、建築システムの旧事務所が建っていた所!
そーそー スーパーバローの大坪店の隣です。
現在は大長会長、自分ん家を建ててますが・・・
我々は他の仕事が忙し過ぎて 誰も現場管理できないし、
そもそも会長が設計した図面自体 誰も見ていない!
今から会社のサーバーん中を 探してみますけど
会長、一人寂しく基礎屋さん手配して なんとか進めている状況。
それにしても基礎がカクカクして面倒な・・・? カタチ。
まぁ・・・ 自分が住むんだから誰も文句言わないでしょうけど~
職人さん泣かせな間取りなんじゃないの? @o@;/
静岡市駿河区八幡5丁目 D邸 新築現場ー9 スタイロとは・・・
基礎の下に敷き込む断熱材が登場!
スタイロホーム。
ポリスチレン樹脂が主原料で これを発泡させ膨らませて作った製品です。
要するにスチロールみたいな硬さ。
そんな物を基礎の下に敷いて潰れない?建物沈むでしょ? と思いますが・・・
これが沈まないんですよね~
指でグリグリほじると、穴が空くんですが 点ではなく、面で押さえると凹まないです。
スタイロといえば・・・
建築では『スタイロ畳』っていうのも主流になっています。
昔ながらの藁床(わらどこ)だと 湿気やホコリを吸収してダニが出る怖さがありますが
スタイロが芯なら湿気、ホコリを弾き、冬は暖かい。何といっても軽いので人気があります。
「写真3」断熱工事完了。再度防湿シートで包みます。
静岡市駿河区八幡5丁目 D邸 新築現場ー8 捨てコンって・・・コンクリを捨てる事?@o@;/
掘削の後、砕石を敷き詰めて突き固めました。
次に防湿シートを被せてコンクリートで押さえるところ。
このコンクリは『捨てコン』と呼ばれる物で
これから基礎を造る過程において 高さの基準としたり、線を書き込むためのベース。
強さというよりも 目安用なので【捨て】を付けて呼んでるんでしょうね。
今回挑戦するのは基礎断熱の強化。
基礎の下にぐるりと断熱を巻いて、地面や外気からの冷たさが
内部に伝わらないような施工に取り組みます。
静岡市駿河区八幡5丁目 D邸 新築現場ー7 ライン引きが壊れて・・・スコップで!
基礎工事スタートです。
大長会長の家。
「写真1」レベルのチェック!
道路の高さと 建築地4隅のそれぞれのポイントで
どのくらいの差があるか? 確認しています。
建物があまり高過ぎるとどうなるか?
玄関ドアの前に立つまでに 急な傾斜や ポーチの階段数が3段、4段も!
なんて事になってしまいますよね。
逆にGL(グランドーライン:土地の基準高さの設定)が低すぎると
水捌けが悪く、雨の時に水溜りができたり 長雨で浸水の恐れもあり。
そこで【ちょぉ~どイイあんばい】の高さ!
道路から多少の傾斜を作ってから ポーチ2段程あがった
約40センチ(道路からの高低差)一番無難だと思います。
※極端に細長い土地で玄関が奥だったり、お隣さんが盛り土してあって
雨水がぜんぶこちらに流れ込んでくるケースの場合はその状況に合わせます
「写真2」建物の位置出し・・・石灰??
学校で使うライン引き、壊れちゃってて
スコップで引いてます。 結構まっすぐ書けるもんですね@o@;/
静岡市駿河区八幡5丁目 D邸 新築現場ー6 とっても環境に優しく、将来の撤去費用も不要
この穴に、砕石を埋め込みます。
ショベルカーで 青い箱に入れると、そこから『じょうご』の要領で滑り込みます。
漏斗(ろうと、じょうご)今の若い人って見た事無いかも?
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BC%8F%E6%96%97
日常で使うシチュエーションって・・・ぜんぜんありませんよね?
誰に聞いてるだか? 使ってる人いたら名乗って!(笑)
改良ポイント、一発で流し込むのではなく、
50センチ程入れた時点でオーガーの先端を差し込んで突き固めて締めます。
これを4回程繰り返しながら投入して パイル(杭)状に補強していきます。
この砕石パイルの特徴は、岩を細かく砕いた石を入れるので自然に優しい♪
セメントを地中に流し込むと六価クロムで土壌が汚染されると言われていますが
その心配が無い事! 樹木や昆虫に害が及ばないという事です。
もう一つ、将来解体をしたり 建て替えをする時代が来た時に
撤去費用が必要ありません。
建物の解体はありますよ~! だけど地中に杭やセメントミルクは使っていないので
次の基礎工事における特別な出費がかかりません。