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🏠掛川市十九首 S様邸 新築現場-9 内部工事
内部工事が本格的に始まりました。
ベランダ部分は、FRP防水施工の下地処理をしているところです。
雨が落ちた後に勾配で一方向に流れて、最後は凹みに沿ってトイへ流れるように下地をつくりました!
家の外周部はハウスラップ(防水・透湿シート)を貼り、サッシの取付が完了。
準防火地域に建てる場合、玄関や窓(サッシ)は普通の住宅につかう製品とは 違うモノになります。
何が違うのか?
延焼防止のため、窓ガラスにワイヤーが入ったり、シャッターが付きます。
サッシ枠の造りも火災に強い構造になっていますから、価格的にも普通の窓の倍近い品物です。
と・・・ いうことは、土地探しをする時は、そこが【住居専用地域】なのか【近隣商業地域】などの準防火の指定区域なのか?
そこんところも気を付けながら調べた方が良いですよ!
1階にはシャッター付きの掃き出し窓を設置しました。もちろん防火対応です。
台風など雨風がひどい時期は窓が壊れないか心配になりますが、これなら安心ですね♪
屋根はガルバリウム鋼板という製品。
表面にアルミと亜鉛の合金メッキコーティングした鉄板に塗装してあるので、錆にくく、軽い。
建物は耐震を考えると軽い素材がベストです!
JIO(日本住宅保証検査機構)さんの検査。
構造強度を保つ躯体や補強金物のチェックをしてもらっています。
加賀
狭小住宅プラン集 土地から探そう♪ 人気アイテム50 マイホーム豆知識
🏠掛川市十九首 S様邸 新築現場-8 上棟
ただ今、朝8時。
S様邸の上棟が始まります!
まずは柱を建て、梁を組み立てる工程から。
梁を柱に差し込む時は、もちろん上から下に向かって打ち込みたいのですが・・・、
『人は下に居ながらにして、上から打ち込む!』
そんな画期的な道具があるんです。
【逆さ掛け矢:さかさかけや】
もしかしたら法隆寺の建築された飛鳥時代から、ずーーーっと変わっていないのかもしれません。
梁が傷ついたりへこまない様、ちゃんと間に板を噛ませて打ち込んでいます。
こちらが通常の掛け矢。
違いがお分かりでしょうか♪
1階の天井には、三角形を形作っている梁・・・火打梁(ひうちばり)を接合しました。
柱で言う所の『筋交い』に似た役割で、大きく地震で揺れたとき、変形を防ぐ為の補強材料です。
大工の沢山さん。
今日の気合いは十分!
みんなでコミュニケーションを取って、チームワークよく進めます!
「まずは話し合おう!」ですから♪
小屋裏には、前の家の棟木を取り付けました。
解体したとき、この日のために大切にとっておいたもので、長さは2mぐらいあります。
棟木とは家の一番高いところにある骨組みで、とても神聖なもの。
この土地と家を守っていくという気持ちを込めて、新しい家の一番高い場所に供えました。
夕方には屋根の防水工事まで進み、無事に上棟完了となりました!!
監督自らが屋根に立って、仕上がりのチェック中。
そして、お施主様より棟上げに尽力した大工さんたちに向けて、今日のお礼の言葉が述べられました。
S様、上棟 おめでとうございます!!
引き続き、夏のお引渡しに向けて、邁進いたします!
加賀
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🏠掛川市十九首 S様邸 新築現場-7 土台据え
いよいよ上棟に向けて、建材が搬入されました。
プレカット工場で全て長さやほぞの加工は済ませてあるので、あとは設計図通りに配置をして組み立てを進めます。
床下となる部分には、水とお湯の配管、排水管を新設しておきました。
青色→冷水、赤色→温水、灰色→排水です。
土台の据え付けができたら、断熱材を入れ、構造用合板を貼っていきます。
少し見にくいかもしれませんが、基礎と土台の間に黒い基礎パッキンを挟んでいます。
基礎パッキンは硬質樹脂でへたらないし、床下の換気もできる優れもの。
基礎の上に直接乗せて、湿気が伝わることで、木材が腐ってしまうのを防いでくれます。
合板を全て貼り終えれば、床面の完成です。
ちょうど、大安でお日柄が良かったため、お施主様のご要望で急遽、仮上棟をしました。
本日は1本のみ柱を建てました。
本上棟は5日後となります。
S様、上棟おめでとうございます♪
加賀
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🏠掛川市十九首 S様邸 新築現場-6 基礎完成
基礎工事の第二段!
立ち上がりの布基礎のコンクリート打設を行っています。
前回の耐圧ベース同様にポンプ車から、ホースで流し込みます。
タケコプター型のTの字の木片で凸凹の修正をしてから、セルフレベリングという特殊なモルタルを流し込んで真っ平に仕上げます。
余った生コンを型枠に入れて、サイコロ型のコンクリをたくさん作っておきます。
『サイコロ』もしくはスペーサーとも呼ばれている部品ができあがります。
固まって、型から出したものがコチラ↓
配筋工事の際に鉄筋を地面から浮かせる為に、下に噛ませて使っています。
そうしないとコンクリを流し込んだとき、鉄筋の下側までコンクリが流れていきません。
良い基礎をつくるための必須アイテムです。
基礎完成!
これから上棟を迎えますが、その前にまだまだ先にやることがあります。
それは、給水・排水の経路を新設する配管工事。
屋根に落ちた雨はトイを通って建物の外側、地中に配管通します。
適当に埋設している訳じゃ~ないです。
緩やかですが、道路に向かって傾斜をつけてあります。
排水は高い方から低い方へ流れ、道路の排水管まで流れ出る設計です。
下水用・雨水用・雑排水と経路を分けて桝を設置。
万が一のメンテ用の蓋も付けておきます。
加賀
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🏠掛川市十九首 S様邸 新築現場-5 ベタ基礎のコンクリート打設
地面からの湿気とシロアリを防ぐために、全体を防湿シートで覆いました。
ただいま、型枠の設置中です。
所々に丸い筒のような物をセットしてありますが、これは配管。
給排水の配管を後々通すので、必要な個所に入れておきます。
外周面に型枠をセットしてから、鉄筋を組みます。
コンクリート自体は圧縮の力にとても強い材質ですが、捻じれる力や ピンポイントの点で加わる衝撃には実は弱いです。
そのため、中に鉄筋を細かく入れて、コンクリート内部に粘りの有る芯を入れてあげます。
縦横に細かく鉄筋を入れてあるので、凹みや割れ防止となる丈夫な基礎となります!
鉄筋組みが終わると、まずは社内検査。
コンクリートを流し込んだら見えなくなってしまうので、写真を撮って保存しておきます。
鉄筋の太さや、本数 間隔なども確認します。
続いて、JIO(日本住宅保証検査機構)さんによる検査。
鉄筋の配筋状況を隈なくチェック。
社内と社外の2重チェックで十分な安全性を確認した後、コンクリートの打設がスタート。
ミキサー車のコンクリートはポンプで加圧されて、ホースで流し込みます。
建物の奥側から、道路側に向かって施工。
表面を水平に均して仕上げます。
耐圧盤が完全に乾いたら、次に立ち上がり部分の型枠組み作業に取り掛かります。
加賀
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🏠掛川市十九首 S様邸 新築現場-4 地盤改良
柱状改良という工法で地中にコンクリートの柱を形成する工事。
直径60cmで深さ6mの柱29本をこれから造ります!
このスクリューで地面をくり抜くと、直径60cmの穴が開きます。
柱を造るために使用する固化剤の量は、15トン。
まずは現地で、水と混ぜてセメントミルクを作ります。
続いて、スクリューの先端からセメントミルク材を噴射させ、土と一緒に練るようにして柱を造ります。
柱状改良工事は長すぎても短すぎてもダメなので、必ずこれから作る基礎の底面の高さピッタリで止めます。
改良工事が完了しました。
見にくいですが、中央部分には10本の柱ができています。
杭頭。
杭は日数が経って乾くと強度が安定します。
加賀
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🏠掛川市十九首 S様邸 新築現場-3 地鎮祭
解体が終わり更地になったS様の敷地にて、地鎮祭を執り行いました。
前日まで雨が降っていたため敷地内は水たまりがありますが、お天気には恵まれました!
参加者席は水たまりの無い場所を用意して、神事のスタートです。
四方払いの儀。
これから建つ建物の四隅に立ち、神主さんが敷地内を清めます。
穿初めの儀。
クワで砂山を崩し、基礎工事のスタートを神様に御報告。
力強く3回クワを入れます。
鎮物埋納の儀。
神主さんが砂山に鎮め箱を埋めます。
こちらが鎮め箱。儀式後は、工事会社が預かります。
土地の守護、建物の基礎が盤石なることを祈願し、基礎工事の際に鎮め箱を敷地に埋めます。
玉串奉奠。
榊をお供えして二礼・二拍手・一礼。工事の安全と家族の繁栄をお祈りしました。
その際には、雅楽がBGMで流れることが多いのですが、今回は生演奏です!
神主さん自らの横笛による生演奏を聴きながらの儀式は、新鮮でとても素敵でした♪
S様、このたびはおめでとうございます!
こちらの土地に2階建住宅が建つのは、夏ごろの予定です♪
加賀
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🏠掛川市十九首 S様邸 新築現場-2 解体
解体工事が始まりました。
御家族みなさん、仮住いへのお引越し作業や
不用品の運び出しなど頑張って下さいました。
解体屋さんが木材と一緒に解体して 処分してくれます。
外周部は外壁の破片が飛び散らないよう、足場とネットで囲います。
室内のドアやふすま、畳など外せるものからトラックに積み込んで、基本空っぽにして、木材だけを残す作戦で進めます。
内部の解体は、出来る限り人力で壊します。瓦を手で降ろし、窓や外壁・内部も手バラシしています。
このように瓦も複数枚を重ねておいて、まとめて下に降ろすと短時間で作業が終わります。
加賀
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🏠掛川市十九首 S様邸 新築現場-1 解体お祓い式
解体に先立って、今日は神主様にお祓いをお願いしています。
掛川では有名な神社さん。事任八幡宮。
祭壇の準備も整いました。地鎮祭とほぼ変わらない様子。
解体のお祓い式では、家屋の守り神である「屋船久久遅神(やふねくくのちのかみ)」と「屋船豊受姫神(やふねとようけひめのかみ)」に対して行ないます。
家を取り壊す前に、取り壊すことを報告し、長年お守り頂いたことを感謝し、解体工事が安全、順調に進むように祈祷します。
清祓いの儀(きよはらいのぎ)
切幣(きりぬさ)で、建物の四隅と入り口をお祓い。
ご両親との今までの思い出話が語られ、心温まるお祓い式となりました。
こちらは、家の庭に置かれた地の神様。
地の神様とは屋敷神とし、主に静岡県中部や西部で多く祀られているそう。
主に、子孫や稼業、家紋の繁栄を見守って下さる守護神と言われています。
お社(おやしろ)は、新築後もそのまま使います。
お札(おふだ)は新築後に神主さんが新しく差し替えてくれるそうです。
完成イメージはこちら。
思い出の場所が新たにモダンなマイホームへと生まれ変わります。
加賀
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