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駿河区国吉田 Ⅰ様邸 新築現場-45 アルミサッシの取付けしています
『マドリエ』と書いてあるトラックが続々と現場に到着。
スルガリックスさんがアルミサッシを取り付けてくれます。
建築の業界ですとアルミサッシとはあまり言わないです。
外壁に取り付ける部分の窓や玄関の事を『外部建具工事』、
室内の内装で使うドアや引戸、ふすま類を『内部建具工事』
そう呼び分けしています。
スラブ(床)コンクリートが固まりました。
この状態を見ると『お家』感はないですね。 まさしく倉庫状態。
鉄骨構造の場合は大工さんが工事に入るのはまだまだ先。
まずは、各床のコンクリと屋根、外壁が囲えてから内装工事や内部建具の取付作業が始まります。
大型のサッシはトラックには乗り切らないのでバラで運び込んでココで組み立てます。
運送中の衝撃で歪んじゃったらイヤですから!@o@;/
この大開口は幅が2.7m(1間半)もありまして、これを2つ並べてバルコニー側に取り付けます。
コンパクトな窓は運び込んでそのまま取付け可能です。
↓
サッシ枠には必ず取り付け様に鍔(つば)が四方に巻いてありますから、
そこから鉄骨にビスを打ち込んで固定します。
鍔(つば)と顎(あご)って字、似てますよね? 似てない?
【四】と【号】みたいなのがある! 程度でした、
どちらも書け!と言われても絶対に書けません(><;)/ 蒔田
駿河区国吉田 Ⅰ様邸 新築現場-44 スラブコンクリートの打設。
国吉田のこの現場、写真撮りに行く日って………
必ず晴天だと思いません? 冬なので雨は少ない時期ですが
それにしても空、毎回青すぎ@o@;/
あくまでもそんな気がしてるだけなので本当かどうか?不明→ 国吉田現場日記
今日はミキサー車とポンプ車が来ていて、1~2階の床を作っています。
2階のスラブデッキ。
鉄筋がコンクリートの厚みの中央に来るよう、スペーサーで高さ調整してあります。
2階の床もコンクリートですから、生活の振動や声が下の階に響きにくい構造です。
ただ、階段は繋がっているので大声で叫べば気配感じると思います。
マンションの様に完全分離にはなってませんからね!
次に1階の床下のコンクリ打ち。
先に2階が先だった理由分かりますか? もし1階を先に流して表面を均一に仕上げたとして
その後2階に取り掛かると、もしコンクリートのしぶきや水分がポタポタ落ちてきたらイヤだからです。
凄い勢いで流し込んでいきます。
コンクリートが流れ込んでくる臨場感溢れるアングルです。
早く非難しないとコンクリート詰めにされて動けなくなりそう。蒔田
駿河区国吉田 Ⅰ様邸 新築現場-43 各階の床、コンクリートを流す準備
1階の床下となる部分。防湿シートを敷き詰めます。
これで地面からの湿気やシロアリをシャットアウト!
木造住宅の場合は基礎を作り始める最初の段階でシートを貼りますが、
鉄骨の場合はこの段階で敷き詰める・・・何故なのか?
この建物はべた基礎(建物の真下全面に基礎)ではないからです。
鉄骨の場合は柱の下だけに基礎を造る工法なので建物の内部(柱の内側)には荷重負担が無い!
なので構造が組み終わった段階で防湿シートをコンクリを流し込むのです。
2階のデッキプレート(床下地)に鉄筋を格子状に組みます。
これはコンクリートの中に芯を作る事で強度が増してひび割れを防ぎます。
今のうちに水道や排水の管を通す穴を空けておきます。
後からコンクリートに穴を空けるのは大変ですし、鉄筋を切断しなくて済みますから!
バルコニーに落ちる雨の排水口の金具と塩ビパイプも先行して準備完了♪ 蒔田
駿河区国吉田 Ⅰ様邸 新築現場-42 胴縁の鋼材の最終チェック
外壁を貼る為の胴縁の設置工事が進んできました。
声を大にして言いたい事があるのですが・・・
木造住宅の場合なら外壁とそれを貼る柱は、必ず基礎の上に乗せて重さを受け止めさせるのですが、
重量鉄骨ラーメン構造の場合、離すのです。 敢えて乗せない造りにします。
なんで? 乗せると弱くなるからです。
主要な柱と梁の枠組みだけで建物の構造を持たせるので
外壁や窓などは柱側に背負わせる造りになるのです。
とは言え、胴縁の鉄骨が重みで撓む(たわむ)と外壁が損傷するので
ピンポイントではありますが撓み防止用のボルトを取り付けておきます。
開口部。ここは玄関ドアを設置する部分。
鉄骨が傾いていないか? 下げ振りで確認中です。
吊元は鉄骨から5cm離れて紐が張ってありますから、一番下も5cmじゃないと不合格です。
イタリアの世界遺産ピサの斜塔。 どのくらい傾いているか下げ振りで測ってみたい。
一時期傾斜が6度くらいまで増大して倒壊の危惧があって立ち入り禁止になったらしいですが、
改修工事で4度まで戻せたので、現在はとりあえず安全とされているそうです。
蒔田
駿河区国吉田 Ⅰ様邸 新築現場-41 屋根、外壁部分の鋼材取付け作業
建物北側からのアングル!
道路が一段下がっていますから、ここから見上げると凄く背が高い建物に感じます。
工場? マンション? って思う人もいるかもしれませんねー。
今日は外部(外壁材・屋根材)を取り付ける為の下地の鋼材を設置。
これだけの量を人力で一本一本持ち上げたら、それだけで労力を費やし
取付に時間がかかりすぎるので、クレーン車をチャーター。
各階や屋根にまとめて吊り上げると時短。タイムイズマネーです。
今日組んでいる鋼材は10cm×10cmの角型の鉄骨と
5cm×10cmのC形鋼を仕様。
地震の揺れだけでなく、台風の風圧にも影響しない様細かく組んで強化しています。
所々四角く繰り抜いてあるカ所は窓が付きます。
屋根下地も100角とC型鋼の組み合わせで45cm間隔に設置
この季節は空気が澄んでいるので屋根の上から見渡すと気持ちがいいです。
だけど・・・足元が安定していないので真上は向けない(><;)
この写真は屋根下地を組む前の写真。
アングルピースという金具が溶接されています。
アングルにボルトを差し込んで固定。
胴縁が組まれたところで、外部足場にネットを掛けます。蒔田
駿河区国吉田 Ⅰ様邸 新築現場-40 中間検査合格! 布基礎工事に着手
第二期の基礎工事が始まります。
第一期は柱を建てる為の独立基礎を造り、骨組みを組みました。
次は布基礎と言って、地面より上に見えてくる基礎。
ちょうど鉄筋を組んでいる時に、中間検査のチェックに来て下さいました。
中間検査では鉄筋だけでなく、鉄骨構造本体の太さやボルトの本数なども
細かく確認して写真も撮って下さいます。
布基礎用に型枠のセット!
明日の朝にコンクリートを流し込むので今日中に準備しておいて下さい。
ミキサー車とポンプ車が到着。
コンクリートを流し込む時に、一輪車に移して運んでから流す時もありますが、
今回は木造住宅と比べてコンクリの量が多いので、ポンプ車とホースを使って…… 楽してます。
この基礎が完成したら、この上に胴縁を組んで外壁を貼る事ができます。蒔田
駿河区国吉田 Ⅰ様邸 新築現場-39 焼肉じゃ~なくて焼き抜き
デッキプレートの溶接を行います。
材料は建て方当日に2階に搬入しておきました。
2階の床はこのデッキプレートを溶接してから、コンクリートを流し込みます。
取付け方は『焼き抜き溶接』 焼肉とイントネーション似ています。
『焼肉』と10回言った後に『焼き抜き』と言えるか? 試してみて下さい。
このプレートは鉄骨の梁に設置するのですが、ビスやボルトは使いません。
構造強度が重要な鉄骨に穴を空けたらダメです。
デッキプレートを熱して穴を空けて梁に直接溶接します。
要するに焼き抜いてから溶接する工法。
丸い跡が溶接部です。
中学の時にヤンチャな子がしてた根性焼き(たばこの火、腕に押す印)の跡に似てますよね。
ちなみに私は怖くてやってません(笑)
床を一部下げてある部分、ここはユニットバスを設置します。
洗面脱衣室と浴室の床の高さを揃えるためです。
デッキプレート設置完了♪ 蒔田
駿河区国吉田 Ⅰ様邸 新築現場-38 血じゃ~ないです!サビ止め塗料。
グラウト材を水で溶いて攪拌(かくはん)
ボルトの座金横の穴から、グラウトロートを流し込みます。
グラウト材は無収縮モルタルの事で、乾燥した後も縮みません!
実は鉄骨の柱を建てた時、基礎天端よりも2cm程浮かせて建てています。
これは全ての柱をミリ単位で揃えるために、バックアップの団子(モルタル)に乗せて設置したため柱の下は一部空洞になっています。
ここに無収縮モルタルを充填して最終的に固定するのです。
ボルト締める時に誰かケガした? 血? @o@;/
血ではないです。 赤いペンキ。
これは鉄骨の接続部やボルトが錆びないためのサビ止めを
無理な体制で塗っているので、ポタポタ落ちてきただけ。
なのでこの作業の真下は歩かないようにしましょう! 蒔田
駿河区国吉田 Ⅰ様邸 新築現場-37『トルシア型 ハイテンションボルト』
下げ振りはX軸(図面の上下方向)、Y軸(図面の左右)方向の両方ともチェック。
実は鉄骨フレームを組んだ段階では接続のボルトは仮留めしてあるので
簡単に揺れる状態になっているのです。
柱に傾きがある場合は柱の上と、対面してる柱の根元にワイヤーを掛けて
ジャッキで搾り上げて地面に垂直に微調整します。
柱に傾きが全て無くなった時点で、ボルトの本締め作業。
もの凄い数のボルトですから手作業じゃなく、全て機械で締め込みます。
「トルシア型 ハイテンションボルト」
「トルシア」とは、「トルク(回転力)」によって「シャー(切断)」するという意味合い。
締め付ける力(トルク)が強くなればなるほど、圧力でボルト部分は微妙に伸びが生じてしまいます(><)
そして、伸びる限界を超えたトルク圧で締め付けると、ボルトが細くなったりネジ山が潰れてバカ(スカスカ)になります。
そこで開発された、このトルシアボルトは 締め付けが十分になされた時点で
それ以上ネジに負担を掛けたり、伸びが生じない様に締め付け圧が最高、
最適な状態になると先端部の頭(ボッチ)がねじ切れて
締め付けが自動的に完了した事が分かる絶妙なボルト。
締め終わると頭がちぎれて取れるので、締め忘れもないので安全です♪
駿河区国吉田 Ⅰ様邸 新築現場-36 下げ振りで柱の傾きをチェック!
鉄骨の躯体組み上がりました!
1,2階の鉄骨の太さはなんと30センチ。極太構造です。
三角屋根を支える骨は20センチ。屋根の荷重を支えるだけですから
必要以上に重くして基礎や地盤に負担を掛ける必要は無いという構造計算の結論が出ています。
2階に波型の鉄板が搬入されています。
これはデッキプレートと言いまして 床のコンクリートを流し込む為の
下地の鉄板。
波型に加工してあることで水平構面(建物の構造が一体化する)が高まります。
この黄色い糸は下げ振り。
柱のてっぺんに取り付けた測定器から 錘の付いた糸を垂らして
柱の傾きが無いか? チェックする機材。
これが下げ振りの本体。 磁石で鉄骨に取り付けます。
上部と下の方が同じ幅なら傾きが無いことが証明されます。
鈴木監督が全柱の傾きをチェックしています。
誤差は±2mmです。
それ以上傾いている場合には 調整し直してからボルトを本締めします。