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藤枝市大洲 Y様邸 鉄骨2階建て住宅 新築現場ー30 墨出し作業
「写真1」柱が建つ所の、根元部分。
柱脚プレートを事前にセットしておきましたので、
今日は柱芯の通りを見ています。
直角や高さの誤差が無いか?確認。
そのラインと値を『墨出し』と言って 墨汁を付けた糸で線を書きます。
そうすると、基礎に黒い線が着くんですよ~♪
2017/05/04 makita
藤枝市大洲 Y様邸 鉄骨2階建て住宅 新築現場ー29 基礎の出来形(できがた)チェック!
相当量の枠を使用したので、組む時は大変でしたが・・・
外すのも一苦労(><)
基礎は埋め戻ししたら見えなくなりますから、今のうちに
基礎の深さ、厚みの寸法などを最終チェックをしておきます。
ショベルカーを使って戻します。
2017/05/04 makita
藤枝市大洲 Y様邸 鉄骨2階建て住宅 新築現場ー28 なぜ鉄骨は赤茶色?
鉄骨は出荷する前に、必ずサビ止めを塗ります。
色はどういう訳か赤茶色に統一されているんですよね~
サビ止め塗料は 赤サビ色にする!って決まりでもあるの?
調べます。
※錆び止めの成分の中に鉛(なまり)が入っています。
光明丹と言う粉末はオレンジ色をしているので 通常はこの色。
「写真2」サビ止め塗料の現物も写真撮っておきましょう♪
商品名:グリーンボーセイ(大日本塗料株式会社)
中身は赤茶なのに・・・ 缶には【グリーン】の文字とは違和感有り(笑)
材料一本一本の厚みや長さ、構造メンバー表と照らし合わせます。
例え1cmでも長いとか 短かったなんて事があるとアウト! 建物は傾きます。
なので事前に監督さんからお墨付きを得てから搬入する流れ。
「写真3」梁の接合プレートを密着させてボルトを通す場所。
ココだけは塗料でツルツルにしないで 鋼材の素地を表し摩擦力を高めます。
2017/05/02 makita
藤枝市大洲 Y様邸 鉄骨2階建て住宅 新築現場ー27 超音波による検査!
鉄工所から鋼材の加工が完了した! との連絡を受けて、
早速 現地に製品原寸検査&超音波による【探傷】試験に向かいました。
立ち合いは現場責任者の鈴木。
超音波で鈴木のは【短小】である事を証明するのか?
すみませんm(_ _;)m ホームページの管理会社さんから
「くれぐれも下ネタはだけは禁止ですよ! それやったら会社無くなると思って下さい!」と
釘、30本くらい刺されているのです。 もうしません。お許しを (w_-; ウゥ・・
【探傷試験】というのは超音波を当て、溶接部分に亀裂や 気泡が混ざってないかチェック。
験体にジェル? 健康診断の心電図の時に胸に塗るヤツ!・・・ に似てる~
それを塗りつけてヌルヌルにしてセンサーを充て、モニターの波長を凝視。
これはジェットコースターの車輪や 公園にある鉄製遊具など
人命にかかわる製品の定期検査と同じ方式。
鉄骨の柱の先端には、ダイヤフラムという厚い鉄板を溶接して
そこにH鋼材の梁を乗せる加工を施してあります。
工事現場に運び込む前に 確実な製品であるかどうか?確認しています。
最後に鋼材からセンサーを離すと ビューン! と波形が乱れます。
溶接部分で断裂のサインが出たらもちろん不良品として除外となります。
2017/05/02 makita
藤枝市大洲 Y様邸 鉄骨2階建て住宅 新築現場ー26 振動を与えて密度を高める!
「写真1」ポンプ車のホースを使ってコンクリートを流し込みます。
すぐ横で工具を使っていますが、これはバイブレーター。
ただ流し込むだけでは 鉄筋や型枠の隅々まで行き渡らず、
【ジャンカ】と呼ばれる空気層や隙間の断層ができてしまう事があります。
それを防ぐ為に棒で振動を加えながら かき混ぜて浸透させます。
ただ、あまり丁寧にやり過ぎるのも良くない! って聞きました。
必要以上に振動を与えると 分離が始まるそうです @o@;/
重たい骨材ばかりが下へ下へと落ちて 表面は砂利だけが残る様ではNG!
震動具合は経験値がすごく大切なんだと痛感です。
2017/04/25 makita
藤枝市大洲 Y様邸 鉄骨2階建て住宅 新築現場ー25 次はもっと迫力ある写真・・・欲しい♪
生コンを積んだミキサー車、到着。
天気が心配でしたが、朝の予報だと降らないっぽいですね。
やはり大粒の雨が降ると コンクリが固まりにくくなったり
含水率が増えすぎると強度も心配になります。
「写真2」ホースを使って 遠い場所から流し込んでいます。
型枠に流れ込んだコンクリが近づいてくる 臨場感溢れた撮影してくれました。さすがです。
次回はそのままカメラもカラダも飲み込まれて・・・ 自らが基礎になった写真!
撮って来てね♪
2017/04/25 makita
藤枝市大洲 Y様邸 鉄骨2階建て住宅 新築現場ー24 【太っ】・【多っ】・【狭っ】
型枠も組めたところで、いよいよコンクリート流し込むだけ!
ここまでガチガチで厳重すぎる骨を組んだ基礎は超耐震と呼べますね。
この柱脚固定ベースアンカーに 鉄骨柱をボルト留めしますが
地震で揺れたら この部分に引き抜きや捩れの力が加わる場所なので
貧弱なアンカーを使う訳にはいきません。
2017/04/25 makita
藤枝市大洲 Y様邸 鉄骨2階建て住宅 新築現場ー23 それぞれが【骨】と【筋肉】の役割
柱脚固定ベースのアンカーと地中梁の鉄筋を絡めます。
次に主筋の周りをあばら筋で囲うように固定。
この鉄筋は型枠をセットしてコンクリートを流し込むと
地中に見えてくるのは 最上部の六角ボルトのみとなります。
その他は埋め戻し土をいれて 全て見えなくなります。
本当はこのままガラス梁にして、構造見学できるように・・・展示したい(笑)
「写真2」鉄筋の外側には、白くて丸いプラスチックの輪っかが等間隔にセット。
スペーサーという物で、型枠と鉄筋が近づき過ぎないよう スペースを確保。
どういう事かというと、人の身体に例えると 鉄筋は骨で、コンクリートは筋肉。
腕や太ももの骨は筋肉が回りを包んで保護しています。 その包む厚みを調整するもの。
基礎の構造図面と照らし合わせ、鉄筋の太さ・本数・間隔を全てチェックしていただき
写真を残して頂くことで 日本住宅保証検査機構さんの保証が受けられます♪
2017/04/18 makita
藤枝市大洲 Y様邸 鉄骨2階建て住宅 新築現場ー22 ドローンで撮影するしかない。。。
独立基礎というのは、柱の建つ根元部分。支柱の土台の役目と考えて下さい。
地中梁は独立基礎同士を 地面の中で繋ぐコンクリート製の梁。
大地震で揺れた時、それぞれの柱の根元が連結されている事で耐震強度が高まります。
柱は南北方向2本×東西方向4本ですから 合計8本。
これをなぞると・・・ ちょうど漢字の【目】のカタチになる訳です。
建物が大き過ぎて全景が撮れません・・・ ドローンで撮影しようかな ^o^v 持ってないけど。
耐震等級は最高レベルの【3】で設計されています♪
2017/04/18 makita
藤枝市大洲 Y様邸 鉄骨2階建て住宅 新築現場ー21 あんまり見た事のない工法ですが・・・
基礎工事、いよいよ本格的な作業に移りました。
「写真1」鉄筋のてっぺんに棒を立てて測っていますが
これはそれぞれのアンカーの先端の高さを合わせています。
通常の住宅では使わない 柱脚固定ベースです。
この理屈、なかなか信じてもらえなくていつも困るのですが
鉄骨ラーメン構造と呼ばれる工法を用います。
ラーメンは中国のアレではないです。 ドイツ語で【枠組】という意味で
柱と梁を一体化させ 水平力による梁に作用するモーメントを
そのまま柱に伝える構造力学で 壁や部屋の間柱は一切構造躯体と考えない建築方法。
↑
やっぱり伝わらないですかぁ・・・(><)木造住宅は『剛』構造の理論で設計されています。
鉄骨ラーメン構造はどちらかと言うと『軟』構造。
鉄は固いと思ったら『軟』て・・・ふにゃんふにゃんなの?って思うかもですが、そうではなく
接合方法が 木造は剛接合。鉄骨はピン構造で設計されています。
なので、安倍川や富士川の橋の上で渋滞待ちしている時
大型ダンプが通ると上下に大きく揺れる(鉄骨がしなる)感じ経験ありますよね。
地震で揺れた時にも当然しなり、互いの柱が離れようとしたり近付こうと暴れます。
この動きを食い止める役割が2階の床や梁で水平応力度を高めるのです。
もちろん地中にも鉄筋コンクリートの梁で柱同士を固定しますが
まずは鉄骨と基礎をアンカーで固定させるためのベースをセットして鉄筋を絡めます。
2017/04/14 makita